おれ的わたし的2011ベスト


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柳樂光隆
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2011年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10

・ツチヤニボンド / 2
  去年も同じ音楽家の作品を選びました。
  「面白い音楽」を探している僕にとってはある種の理想でした。
  この面白い音楽を世に問うのに少しは役に立てたかなと。

・矢野顕子×上原ひろみ / ゲット・トゥゲザー
  始めて上原の作品にはまりました。
  ようやく彼女の凄まじいピアノがポップミュージック的に響きました。

・BRANFORD MARSALIS & JOEY CALDERAZZO / SONGS OF MIRTH AND MELANCHOLY
  色んなところに書きましたが、素晴らしい「ジャズ」です。
  こんな崇高な音を求めていました。

・青葉市子 / 檻髪
 去年出会った最高の才能の一つ。
  USTで見た瞬間魅了されて即購入。
  流れた空間の空気を一瞬で変えてしまう存在感。
  凄い人がいたもんだ。

・VA / オ人形ダイナ
  戦前の日本のジャズが持っていたポップスとしての強烈な魅力。
  瀬川先生とお会いできたきっかけ盤としても個人的にはスペシャル。

・FRANCIS BEBY / AFRICAN ELECTRONIC MUSIC 1975-1982
  アフリカでかなり早い段階で電子音を取り入れた音楽家だそうです。
  ぐっと聴きこむとポリリズムに圧倒されるけど、
  ふわっと流してもグラッドストーンアンダーソンとか聴いてる時みたいに気持ち良い。

・木村充揮 / ナットキングコールを唄う&ビリーホリデイを歌う
  天使のだみ声が歌うスタンダード、ちょっと日本語詞あり。
  悪いわけがない、というか良いに決まってる。
  ナットキングコールが更に好きになりました。

・Kip Hanrahan / AT HOME IN ANGER
  ライブ会場での先行販売。
  正式発売は2012年。
  皆さん買うと良いよ。

・SINIKKA LANGELAND / THE LAND THAT IS NOT
  ハープ奏者のECM録音。
  青葉市子と会わせて聞いてました。
  ヨーロッパとかだと話題になってそう。

・Ballake Sissoko, Vincent Segal / Chamber Music
  現代音楽とアフリカの洗練されたミクスチャー。
  まだ暑い頃はこんなのをよく聴いてました。

・GABY HERNANDEZ / SWEET STARRY NIGHT
  始発で家に帰るときにipodからこれが流れてきてたときに心が洗われるようでした。
  さり気なく良いアルバム。



次点

・NGUYEN LE / Songs Of Freedom
  ロックの名曲をカヴァー。
  とにかく楽しい一枚でした。
  話題になるような盤じゃないけど好事家には是非手に取ってみて欲しいかなと。

・スガダイロー / スガダイローの肖像 弐
・ディック・ミネ / エンパイア・オブ・ジャズ(「ニッポン・モダンタイムス」シリーズ)
・グレッチェン・パーラト / ロスト・アンド・ファウンド
・VIJAY IYER / Tirtha



・DJ ROGERS / Love Brought Me Back
  この人のレコードは全部CD化して欲しい。
  無理だと思うけど。



・JAMES BLAKE / James Blake
  面白かった。
  話題になって当然。



・THUNDERCAT / The Golden Age Of Apocalypse
  ダンスミュージックとジャズの関係は(ジャズリスナー側から見ると)二十年経っても全く答えが出ないような状況だけど、
  ようやく光が見えてきたかなと。
  生で見たら、ベースがごりごり鳴る超絶テクニカルグルーヴフュージョンでした。



・Hamilton De Holanda & Andre Mehmari / Gismontipascoal
・FLORENCIA RUIZ / Luz De La Noche
・TATIANA PARRA & ANDRES BEEUWSAERT / Aqui
  若干熱は冷め気味だったものの今年の南米ものも充実作多かった。
  フロレンシアの待望の新譜は想像通りの充実振りでした。
  あとアルゼンチンだとアンドレスはキャラ立ってて凄いなと思いました。



・JONATHAN BATISTE / Live In New York
  一音出しただけでわかるくらいの才能。
  ファンになりました。


・RADAMES GNATTALI / Gnattali:Radames Na Europa
・BETO GUEDES-DANILO CAYMMI-NOVELLI-TONINHO HORTA
  石亀さんの置き土産。
  待望の再発満載だったこのシリーズ。
  特にミナスの傑作な後者は超嬉しかったなぁ。



・BUGGE WESSELTOFT & HENRIK SCHWARZ / Duo
  良いアルバムでした。
  ブッゲの作品で一番好き。



・naomi & goro & 菊地成孔 / calendulilo
  いろいろ出た菊地関連でもコレがベストだったかな。



・Jay-Z & Kanye West / Watch The Throne
・加藤訓子 / Kuniko Plays Reich
・GEORGIA ANNE MULDROW / OWED TO MAMA RICKIE
・Laika / Nebula







2011年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽

・SPECIAL ED / Youngest In Change
・J DILLA / Welcome To Detroit
・LORD FINESSE & DJ MIKE SMOOTH / Funky Technician
・SMIF-N-WESSUN / Dah Shinin'
・Kanye West / My Beautiful Dark Twisted Fantasy
・ZEEBRA / Rhyme Animal
・いとうせいこう / Mess/Age
・ブッダブランド / 人間発電所
  ヒップホップをよく聴いた一年でした。
  一番聴いたのはジブラ。



・LEO GANDELMAN / Radames E A Sax
・GAFIERA Sao Paulo
  石亀セレクト。店に行ってオススメしてもらって買った。
  いい塩梅の洗練具合。
  ああいう買い方したいけど石亀さんいなくなっちゃったんで、
  代わりの良い店を誰か教えてください。



・RADIO STRING QUARTET / CELEBRATING THE MAHAVISHUNU
・U. Shrinivas / Samjanitha
  マハビシュヌ=マクラフリン関連のこの辺と偶然出会ってよく聴きました。
  ここから何かインスパイアされたような、されてないような。


・阿部大輔 / On My Way Back Home
・JIM HALL / Magic Meeting
  珍しくジャズギター。
  ジムホールのコレは程好い刺激でよく聴きました。



・NICK ROSEN / Into The Sky
  ツイッターに何度も出てきたので必然的によく手に取った。
  良いアルバム。



・IRRESISTIBLE FORCE / GLOBAL CHILLAGE
  何だかんだでチルってました。



・槇原敬之 / ベスト盤
・smap / ベスト盤
・スガシカオ/ベスト盤
  鼻歌用。一番よく聴いたのは「らいおんハート」









今年のこの1曲
・Kanye West - Who Will Survive in America
いーぐるで聴いたこの曲、サイコーでした。

・Robert Glasper Experiment / Smells Like Teen Spirit












ライブ、イベント等々で良かったもの
・ツチヤニボンド@国分寺
・DCPRG@リキッドルーム
・コンゴトロニクス@クアトロ
・すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り2011
・ブライアン・ブレイド@コットンクラブ
・キップハンラハン@ブルーノート
・アンジー・ストーン@ビルボード
 色々行ったけど、ベストは錦糸町ですかね。
 アレはマジでヤバイ、来年も行く。
 あと色々凄かったですが、
 アンジーストーンは楽しかったですね。
 ブラックミュージックの凄さを実感しました。











音楽以外でのベスト10
「西野カナの会いたいは神聖かまってちゃんの死にたいと同じ意味だろうね」
http://203.141.139.184/status.php?id=153067258321711104

「僕、金の蔵以外で飲むと腹壊しますし、280円以上のビール飲むと死にます。」
by キクチマ@渋谷

30過ぎて痛感するのは最後には真面目なヤツが強いということ。誠実な態度で人と向き合うヤツってやっぱ安心感あるし信用もできるもんね。
http://twitter.com/#!/96black/status/143996099412246528

石原さとみ

http://news.2chblog.jp/archives/51573467.html

倉科かな


木村文乃










自己紹介
毎年参加している音楽好きのヘテロ男性です。
ツイッターではElis_ragiNaと名乗っています。
ときめきっぱなしです。
いい歳して長澤まさみの凄さにようやく気付くくらいには鈍感です。







 
2011年はどんな年?
世の中的に色々ありましたし、
個人的にも色々あって大変でした。
が、個人的には良いことも沢山あったので、
何とかやってこれた気がします。

中山泰樹さん、原雅明さん、ケペル木村さん、栗本斉さん、瀬川昌久さんと
色んな方々と一緒にイベントに出してもらって、ホントに良い経験させてもらいました。
良い経験と言えば、日野皓正さんにインタビューしたのも今年最大の事件でしたね。
あんなに緊張したことはなかったかもw
来年もそんな場に誘ってもらえるようにがんばろうかなと思います。

音楽に関しては相変わらずです。
周りの状況が変わっても良いものに沢山出会いました。
来年もこんな感じなんでしょうね。











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