おれ的わたし的2008ベスト


■お名前
ナギラミツタカ   Uma Nuvem Se Aparece





■2008年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10

・高橋悠治 /モンポウ 沈黙の音楽
 「スペインのエリック・サティ」を高橋悠治が演奏。
 静かにゆっくりと穏やかにゆれるようなピアノでした。

・Hugo Fattoruso y Rey Tambor / Emotivo
 ウルグアイのピアニスト ウーゴ・ファットルーソの新作は
 聴けば聴くほどはまってしまう泥沼カンドンベジャズ。 
 今年最初の衝撃は間違いなく本作でした。

・Spinetta /Un Manana
 アルゼンチンのカリスマの新作。
 何も変わってませんが、それがかっこいいんです。
 今年はスピネッタの過去作もかなり聴きました。
 
・Hear O'israel A Prayer Ceremony In Jazz
 発掘盤。ハービー・ハンコックらがクワイヤと共に録音した
 清らかで透明感のあるスピリチュアルジャズ。
 今年一番聴いたのはコレだったかもしれません。

・Stanley Cowell /New World
 大好きなピアニスト カウエルのフュージョンライクな異色作。
 こんなに楽しいカウエルもなかなか良いもんです。
 世の中大変だったけど、音楽がせめてもの救いと言う感じの幸福な世界。

・Jeff Lang / between the dirt and sky
 オーストラリアのスライドギター弾きジェフ・ラングの初の国内盤(ベスト盤)
 渋いアメリカンルーツとしてだけでなく、爽快なジャムバンド的にも聴けるサウンドは
 わかりやすくて、非常に気に入りました。
 ジャック・ジョンソンのファンにもオススメしたい。

・Joe Higgs / life of contradiction
 「スワンプロックじゃないの?」と思わせるほどアーシーなサウンドは
 レゲエだってことを忘れさせてしまうほどの雰囲気ですが、
 これほどまでにグッと来たレゲエは久しぶりです。
 正に名盤。

・Maximum Joy / station m.x.j.y.
 待望のCD化。無条件に最上級に喜びました。

・Juana Molina / Un Dia
 アルゼンチン音響派の歌姫の新作は文句無しの最高傑作。
 鮮やかなリズムが素晴らしいなと思っていたらこのドラマーは
 ウーゴ・ファットルーソとも共演の注目株だとか!
 アルゼンチン、ウルグアイのシーンからはますます目が離せません。

・Beaver Harris & 360 Degree Music Experience
           / from rag time to no time
 日本制作のジャズよりブラックミュージックの傑作の再発
 世界中の音楽が無理やり詰め込まれた面白すぎる作品。

・Clare & The Reasons / the movie
 フェアグランドアトラクションのファンにはたまらない作品
 なんとマリア・マルダーの娘クレアによるもの
 オーケストラアレンジはヴァン・ダイク・パークスだとか
 一応、リリースは07年だそうですが、国内盤は08年なので。

・Zakir Hussain / Space The Elements
 インドの世界的打楽器奏者によるディープアンビエント。
 コレは友人と二人で聴きながら「すごいね、これ」を連発しました

--------------------------------------------------




<次点>
・渡辺亮 / ウォレスライン
 http://mpb.tumblr.com/post/45277113
 「日本のナナ・ヴァスコンセロス」
 国内最高のビリンバウ奏者 渡辺亮のソロ作品再発。
 最高傑作「モルフォ」も是非再発して多くの方に聴いて欲しい。

・Lula Cortes E Ze Ramalho / Paebiru
 ブラジルのサイケデリックジャズロック。
 兎に角パンチありました。

・Toninho Horta /Terra Dos Passaros
 ブラジル・ミナスのシーンを代表するギタリストの1st。
 待望の再発でした。

・Dr. Buzzard's Original Savannah Band / meets king penett
 ようやくセカンドもCD化。
 世の中が沈んでいる時こそ、ハッピーなサウンドを聴きたいもんです

・Harry Beckett / the modern sound of harry beckett
 「UKからの小玉ダブステーションへの回答」と言ってみたい作品。
 イギリスのベテラン・トランペッターをエイドリアン・シャーウッドが調理。
 トランペットとダブは相性良いんですね。

・V.A. / Wayfaring Strangers : Guitar Soli
 シカゴのヌメロは相変わらず、頑張ってました。
 コレはジョン・フェイヒィ的アコースティックギターの埋もれた音源集

・池田正典 / new balearic house
 友人に勧められて聴き、想定外に良かったので凄く印象に残っています。
 未聴の方、是非。

・ふいご
 好きなのか、好きじゃないのか、
 心地良いのか、居心地悪いのか、
 よくわからないけど、くせになります。

・Kenny Rankin / A Christmas Album
 自主制作で自身のサイトのみでの販売だったなんて、
 ホントもったいない話です。

・鈴木宏昌 / コルゲンワールド
・松風鉱一 / Good Nature
・Umea Big Band feat.Slide Hampton / In Montreux
・Helge Lien / Hello Troll
・Ruben Lopez Furst / Jazz Argentino
 ジャズも色々良いのありました。








■2008年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽
大ファンの友人のおかげで、
松田聖子にはまり、マイベストを作り、ひたすら聴きました。
アレンジは今聴くとかなり無茶なものもありますが
それでも聴けちゃうのが凄いです。
ポップスの魔法とは正にこのこと。

よく聴いた松田聖子ベスト5
・Rock'n Rouge
・夏の扉
・20th Party
・WITH YOU
・ピンクのモーツァルト

隠れた名曲「with you」はホント良い曲です。





■今年のこの1曲
 Sting /Englishman In NewYork

 今年は何故か、スティングに激ハマリでした。
 「こんなにスリリングな曲だったなんて」
 と改めて感動してこの曲はヘヴィープレイでした






■ライブ、イベント等々で良かったもの

 今年は全然ライブに行けませんでした。
 来年こそは足を運びたいです。








■音楽以外でのベスト10
たまたま一回見て結局続けて見てしまったTV番組ベスト5(再放送含む)

・夢をかなえるゾウ
コレ参考にしたらホントにモテるようになるかもー
とか思いながら見てました。
軽い内容が仕事からの帰宅後に見るにはぴったり。

・NHK連続テレビ小説「だんだん」
地元の島根県出雲市が舞台と言うことで思わず。
急ごしらえの出雲弁に違和感を感じつつもそこそこ楽しんで見ています。

・秘密の県民SHOW
山形県の特異な文化には驚いたり、笑ったり。
山形では定番食と言う「アケビの肉詰め」食べてみたいです。

・受験の神様 成海璃子
意外と真面目な内容で楽しめました。
クールな成海璃子も可愛いかった

・おいしいプロポーズ 長谷川京子
このドラマのハセキョウは可愛過ぎてやばかったです。
ハセキョウしか見てません。

番外
・映画「ROCK STAR」
 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2378

たまたま休日にTVつけたらコレがやってて
ステレオタイプなロックスター像が最高に下らなくて何故か、最後まで見てしまいました。
こういうバブリーなロック幻想って素敵だなーとなんだかうれしい気持ちになりました。
同時にジェニファー・アニストンの尋常じゃない可愛さに釘付けに。
でも決して、オススメはしません。






■自己紹介

中央線の某レコード屋店員です。
ジャズが好きです。
イカつい音楽も、軽薄な音楽も両方好きです。







■2008年はどんな年?

世の中は色々大変で、自分も色々大変で、
更には職場のネコまで入院したりと
何から何まで大変だったと言う一年でしたが、
大変だろうが結局、音楽を探して買う自分がいて・・・
という、変わり映えの無い感想ですいません。

ひじきの煮物やほうれん草のおひたし、豆腐、漬物
等を並べて夕食をとると言うことを
ひたすら繰り返した一年でした。
その結果、近所の豆腐屋の店主夫妻と顔見知りになりました。















表紙へ

inserted by FC2 system