おれ的わたし的2007ベスト



■お名前
まっくる






■2007年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10
1.かえる目 /主観
  滋賀大学准教授、細馬宏通氏を中心としたユニット。「おっさんの体にユーミンが宿る!」というキャッチフレーズのとおり、朴訥としたボーカルながら、
  歌い回しやメロディーには、確かに荒井由実っぽさが感じられます。歌詞にはちょっと意味不明だったり、笑える部分もありますが、ところどころぐっときます。
  あと、このアルバムは音がすごくクリアーで、ヘッドホンで聴いたときの、すぐ後ろで囁かれているような生々しさがたまりません。
 
2.Billie the vision and the dancers /Where the Ocean Meets My Hand
  スウェーデンのバンドの3枚目。いまのところ国内盤は出ておらず、アマゾンでも取扱いがないようです。
  トランペットやバイオリンを含む男女混成の大所帯であるところや、アコースティック主体のメロディアスな曲が並ぶあたりはベル&セバスチャンを思わせますが、
  ベルセバよりはずっと能天気かつ朗らかです。
  それでいて切ない曲もあったりするので油断できません。ネットでライブ映像を見る限り、ボーカルはステージではいつも女装しています。謎。
  公式サイト(Link)で全アルバムが無料でダウンロードできるようになっています。
  
3.ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス /FLYING SAUCER 1947
  アコースティックな細野さんということで、出る前から楽しみにしていたアルバム。
  最初に聴いたときは、曲にも声にもかなり違和感があったのですが、馴染んできた今では、やはり良いアルバムだなと思います。
  個人的に、いつも細野さんのアルバムを最初に聴くときは、こういう「なんとなく咀嚼しきれない感じ」があるんですよね。
  いったんそこを越えると全然気にならなくなるというか、むしろそういった違和感のようなものが癖になるのですが。久々のソロだったので忘れていたのかもしれません。
 
4.finches /Human Like a House
  アメリカの男女デュオ。ひたすらゆったりとした弾き語りが続くのですが、不思議と飽きません。アートワークも音楽同様の素朴な雰囲気です。
 
5.Rico Rodriguez /Wonderful World (再発)
  朝霧の直前、新宿のタワレコでVERY BE CAREFULを試聴しようとして見つけました。What a Wonderful Worldなどで披露される歌声も最高です。
  
6.Diga Rhythm Band /Diga (再発)
  全曲ほぼ打楽器のみのバンド。フジロックでいったらフィールド・オブ・ヘブンかオレンジコートという雰囲気です。色々な種類の打楽器が、終始ぼこぼこ鳴っています。
  
7.M.I.A. /kala
  一時期、いつどこのレコファンに行っても流れていて、独特のリズムが病み付きになりました。
  
8.seabear /The Ghost That Carried Us Away
  アイスランドのバンド。ドリーミーなフォークソング集。
 
9.akira kosemura + haruka nakamura /Afterglow
  環境音楽のようなエレクトロニカのようなアルバム。最後の曲が特にいいです。価格も¥1575と良心的。
 
10.Lucky Soul /The great unwanted
  60’sポップス好きとしては、どうしたって反応してしまいます。アルバム前半の流れが最高。でもドラマの主題歌に使われるとは思いませんでしたねー(ピペッツも同様)。







■2007年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10
・ Billie the vision and the dancers /I Was So Unpopular In School and Now They're Giving Me This Beautiful Bicycle
・ Billie the vision and the dancers /The World According To Pablo
・ Cat Power /The Greatest
・ EL PERRO DEL MAR /S.T.
・ 二階堂和美 /二階堂和美のアルバム
・ CSS /Cansei De Ser Sexy
・ Todd Rundgren /Something/Anything?
・ 小沢健二 球体の奏でる音楽
・ 斉藤和義 /Because
・ Blueno /S.T.
・ 細野晴臣 /メゾン・ド・ヒミコ
・ MINGUS /premingus
・ YMO /オリジナルアルバム全部

  どちらかというと、ここ数年でリリースされた作品が多いです。昨年の「おれわた」でオススメされていて聴いたのもけっこうあります。
  古い作品では、細野ファンでありながらなぜか敬遠していたYMOに、とうとう手を出しました。最高でした。なんで今まで聴かなかったんだろう・・・








■今年のこの1曲
かえる目 /坂の季節
 
【ベスト10に挙げた作品以外】
くるり /スロウダンス
(『ワルツを踊れ』より)
Those Dancing Days /Hitten
(『Those Dancing Days』より)
DE DE MOUSE /BABY'S STAR JAM
(『TIDE OF STARS』より)
The Cribs /Men's Needs
(『Men's Needs, Women's Needs, Whatever』より)
Lamp /泡沫綺譚
(『残光』)より









 
■ライブ、イベント等々で良かったもの
くるり @京都音楽博覧会
(京都市・梅小路公園)
KODAMA KAZUFUMI with1945 a.k.a. KURANAKA
 @朝霧JAM(富士宮市)
かえる目 
(渋谷区・なぎ食堂)
 
  ハイドパークミュージックフェスティバルが中止になってしまったのが本当に残念!!
  でもハイドパークの分を差し引いても、ライブにはあまり行けませんでした。来年はライブ、特に夏フェスは今年の3倍行きたいと思っています。
 






■音楽以外でのベスト10
2007年、印象に残ったコーヒー10選

・朝霧JAMのキャンプサイトで、自分で淹れたコーヒー
・渋谷のなぎ食堂(祝開店)で、かえる目のライブを聴きながら飲んだコーヒー
・ルノアール高田馬場第一店で、何度も頼んだコーヒー(とトースト)
・日暮里のルノアールで、友人たちと飲んだコーヒー
・地元のルノアールで、友人と飲んだコーヒー
・京都の六曜社で、まだ知り合って間もない友人と3人で飲んだコーヒー
・三軒茶屋のホームワークカフェで、お店の人とバンバンバザールについて話しながら飲んだコーヒー
・日比谷のニューワールドサービスで、閉店当日に飲んだコーヒー
・全面禁煙後、ガラガラに空いた新宿のらんぶるで飲んだコーヒー
『コーヒーもう一杯』3巻発売

  コーヒーが好きです。なので喫茶店には昼間ももちろん行くのですが、自分も含め、周りにはあまりお酒を飲まない人が多いため、夜は二次会がわりにコーヒーを飲むのが定番になっています。
  最近は、ルノアールが意外と遅くまで営業していることを知り、よく利用するようになりました。だいたい静かだし、座席の間隔が広くていいです、ルノアール。
  あとは自分でコーヒーを淹れる楽しみにも目覚めました。新鮮な豆だとほんとに美味しくてびっくりします。







■自己紹介
首都圏在住25歳、男性。
「おれわた」は毎年欠かさずチェックしていましたが、今年初めて参加します。
一年振り返って10枚選ぶというのは、締めくくる気持ちにもなれて楽しいですね。








■2007年はどんな年?
のちのち、人生の節目になりそうな一年。
音楽の大切さを再確認した一年。










まっくるさん、投稿ありがとう!メロディアスなものがお好きなのかな。 そんな中にM.I.A.たんやDiga Rhythm Bandなどが入っているのがおもろいな。
かえる目がまたもエントリー。しかも今年の一曲に。これは聴かねば。
あとRico!このアルバムはほんと素晴らしかった。仕事でも使いました(取引先との会議の合間にBGMとして)! 中ジャケのRicoの写真が笑顔がまたいい
ルノアールは俺も好きですよ。全テーブルで延長コードが使えるのがきっかけで使い出したけど、一昔前な内装や、集う人達の醸し出す雰囲気がいい。落ち着きます。




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