| おれ的わたし的2006ベスト |
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| お名前: とし おかまいなしの日記 | |||||||||||||||
| ■2006年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10 | |||||||||||||||
2. 明田川荘之 /黒いオルフェ 3. John Medeski, Matthew Shipp /Scotty Hard's Radical Reconstructive Surgery 4. ザ・クロマニヨンズ /ザ・クロマニヨンズ 5. 秋吉敏子 /ソロ・ピアノ 6. エルヴィン・ジョーンズ&ジャッキー・バイアード(DVD) 7. Rolf And Joachim Kühn /East Berlin 1966 8. 松風鉱一 /ゲストハウスで昼寝 9. HAT /HI HA 10. MIRA MELFORD BE BREAD/The Image of Your Body ①宮沢昭/いわな 個人的にはこの復刻をほんとに待ち望んでいた。人口は決して多くないが熱心なジャズファン(おっさん多し)のあいだでも今年、「いわな出たね」なんて会話は何度も交わされていただろうと思う。と、そんなことはどうでもいいとしても、ジャンル問わず音楽好きは絶対にこれを買って聴くべきだ。1969年の富樫雅彦がここで叩くドラムに耳を傾ければ、ジャズで言うところのスウィングという意味を必ず体で理解できるはず。3曲目の「あゆ」のようなバラードでも、リズムがとにかく驚くほど生きているのだ。いわずもがな宮沢昭のテナーの深さ、ロマンティックな佐藤允彦のピアノ、表題曲の圧倒感、どこをとっても素晴らしい。何度聴いても新たな発見がある音楽。 ②明田川荘之/黒いオルフェ 日本のジャズの良心・西荻窪アケタの店のオーナーでもあり、また独立独歩の個性派ピアニストとしても名高いアケタさんの最新作。恥ずかしいがここで告白する。俺はこれ聴いて胸がかきむしられ泣きそうになった。心を開いて音楽を聴こうとする誠実さがあるならば、何かやりながらだったとしても絶対に手がとまってしまい聴き入ってしまうこと間違いない、全てがさらけ出されたピアノソロ。ジャケの独自すぎるセンスで買い控えてはもったいない。「部屋でかけても耳に障らないきれいな感じのジャズピアノ」を求めている人なんかには絶対お薦めできない、人間の生々しい喜怒哀楽がこの作品からは溢れ出ている。 ③John Medeski, Matthew Shipp/Scotty Hard's Radical Reconstructive Surgery 「ああサースティ・イヤーか、またDJが入ってるやつね、ハイハイ」なんてマンネリ感を相当に感じながら臨んだら、ぶっとんだ。いやいやかっこいいこれ!この一枚でジャズの未来が見えたなんて言わないけど、まだおもしろいことは全然あるんじゃないと元気になった一枚。有無を言わせぬ勢いがある。歪んだブレイクビーツに合わせたメデスキーのオルガンとマシュー・シップの毒吐きっぷり加減が気持ちいい。やはり重要なのは怒りだ。 ④ザ・クロマニヨンズ/ザ・クロマニヨンズ 曲が短いのが最高です。面倒くさいことは大嫌いなんで。白眉は「くじらなわ」で、真島昌利の表現の深まりを示す大傑作だ。年をとればとるほど、自分はヒロトとマーシーのことをますます考えるようになっている。 ⑤秋吉敏子/ソロ・ピアノ オリジナルは71年録音→お蔵入り→75年発表。その後31年経ってようやく初CD化。日本のジャズ業界はやはりどうかしてますね、この秋吉のピアノの燐とした佇まいと奥深さを理解できないのだから。 ⑥エルヴィン・ジョーンズ&ジャッキー・バイアード(DVD) 特に後半のバイアード伝記はぜひ観てほしい。「私の真似をしても成功できないよ。でも自分に正直でいられる。」その言葉の重み。 ⑦Rolf And Joachim Kühn /East Berlin 1966 冷戦時代のベルリンの壁の東側で、鋭利に研ぎ澄まされたフリージャズ。ヨアヒムはもちろん、ロルフのクラリネットが耳に刺さる。 ⑧松風鉱一/ゲストハウスで昼寝 「ちりめんじゃこの歌」は名曲。外山明のドラムがじっくり聴きたければこのアルバム。 ⑨HAT/HI HA 無名です。スペインの若手ジャズグループ。ラストの曲がものすごくて、2006年で聴いた一番かっこいいロックだった。 ⑩MIYA MELFORD / BE BREAD ベテラン女性ピアニストの最新作。クオン・ヴーの凶暴なトランペットが印象的。 |
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■あなたの「今年のこの1曲」
・板橋文夫/ヘイ・ジュード(3月5日・本田竹広追悼コンサートでのピアノソロ)
歴史的名演だった。板橋さんやっぱり凄いなあとしか言葉が出てこない。これ書いて思い出したらまたちょっとウルッときてしまった。
・SOUL FLOWER MONONOKE SUMMIT/ああわからない
「ああわからないわからない 生存競争わからない/デモクラシーを唱えてはいくさするのがわからない/こんなおかしいことはない こんな馬鹿げたことはない/貧乏人を見殺しにしているところがわからない」
原曲がもちろんあったとしても、こういう詩を書いて歌って、かつ説得力を持たせることは実は一番難しいんじゃないかと思う。ほんと久しぶりにソウルフラワーで感動した曲。
■自己紹介
1974年生まれ、男です。東京在住。既婚。
■2006年はどんな年?
環境は激変(収入や自由に使えるお金などは大幅に↓)。しかし音楽に今まで以上に没頭していこうと決意した重要な年でした。大げさですみません。
2007年もよろしくお願いいたします。
としさん、今年もありがとうございます。日記いつも楽しみにしています。 アケタさん、ここで挙げられているアルバムは未聴なんですが「Place Evan」を愛聴してました。仰るとおり、魂を丸ごとさらけだすような音ですよね。 他のタイトルも、既聴のクロマニヨンズ以外ぜんぶ聴いてみたいです。