おれ的わたし的2011ベスト


■お名前
まちぞう






2011年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10

The Psychic Paramount /II
  ハード・ロック、サイケ、ドゥーム・メタルのテイストが高いインスト・マス・ロックバンド。
  暴力的ベース&ドラムに、特には夢見るように、時には破壊的に轟音ギターが絡みあってもつれあって昇天。

Blue Sabbath Black Cheer /Crows Eat The Eyes From The Leviathans Carcass
  グゴゴゴゴゴォォォォォオオオオオオ・・・・という不安感あおるノイズに、
  クトゥルーの唸りかと思ってしまうボゲェェェェェという声(?)が延々と続く。
  ノイズ+ドゥーム・メタルな極悪サウンドに心身ともに癒される。

黒電話666 /BLACK SAMPLER
  ピュゴォォォォォォビャァアアアアアアアアがひたすら続くハーシュノイズ。
  しかし音の端々にアートではなくハードコア魂が見え隠れするのが私好み。
  黒電話を叩きつけるライヴ・パフォーマンスが気絶しそうなくらいカッコイイ。

GUILTY C. /Bottom Down
  ギョォォォォォォォォンという低音ノイズが私の脳髄をぐちょぐちょと溶かす。
  脳天一気に勝ち割られるのではなく、頭蓋骨からジワジワ染み入って侵食されてく感じ。
  どっかのサイトにヒーリング・ノイズと書いてあったが、正しくそのとおり。

坂本慎太郎 /幻とのつきあい方
  さすがにギャゴォォォォオオオオンなのばかりを聴いていると色々な意味で荒んできたので、
  クールダウンのために購入。甘くて幻想的なソウル・サウンドに、聴いてる間中フワフワ浮かんでた。

Corrupted /Garten Der Unbewusstheit
  30分あるM3が圧巻。静謐で美しい導入部から、幾重にも重ねられたフィードバックギターの洪水に
  溺れるラストまで一部の隙もなし。鳥肌たちっぱなし。

DIR EN GREY /DUM SPIRO SPERO
  色々迷走している感じだったが、今作で突き抜けた。
  試行錯誤しただろうヴォーカル・スタイルは完成形と言ってもいいのではないだろうか。

LAGITAGIDA /CaterpiRhythm
  ロックのお面をかぶっているが、超プログレッシヴ・メタルなインスト・バンドの1st。
  ギターが常に泣いている。号泣している。好みだ。

東京女子流 /鼓動の秘密
  松井寛 a.k.a Royal Mirrorballが真剣な悪ノリで制作したとしか思えないJ-POPソウルの名品。
  細部の細部までこだわった音作りなのに、歌詞があまりにも陳腐なのが残念。

鴨田潤 /一
  このアルバムに収録されている「プロテストソング」を偶然耳にすることがあり、
  この平成のさだまさしは一体誰なんだ!?と驚いて勢いのまま購入。
  イルリメという有名ラッパーだと知り、なるほど語りが巧みなわけだと合点がいった。












音楽以外でのベスト10

福山けいこ /メルモちゃん
  正直内容はどうでもいい。福山けいこがメルモちゃんを描く、それだけで悶絶。それだけで至福。

佐藤タカヒロ /バチバチ
  遅ればせながら読んだ。死ぬほど面白い。私の中で相撲漫画1位だった「うっちゃれ五所瓦」と並んだ。
  スピードと重量感が誌面からビッシビッシ伝わる。
  ワンピースぐらい売れてもいいのに一向に話題にならん。なぜだ。

漫F画太郎 /罪と罰
  商業誌で肛門から糞が飛び出す様を、局部のみ2P見開きで読めるのは「罪と罰」だけ!

相原コージ /真異種格闘大戦
  野生動物版「ゴチャゴチャ言わんと、誰が一番強いか決めたらええんや!!」が完結。
  初期ガチバトル路線から、生態系を超えた進化を見せたラストまで一気に駆け抜けた傑作。

平野耕太 /ドリフターズ
  1巻は様子見だったけど2巻でエンジンかかってきた!決め台詞が藤田和日郎並にイチイチかっけー。
  巻末、カバー裏のブチ切れたギャグもツボ。

小路啓之 /ごっこ
  ロリコンの男が強姦目的に誘拐した幼女と擬似親子生活を始めるというとんでも設定を、
  あっさりした絵柄でコミカルに読ませる。バッド・エンドを予感させる伏線もうまい。


阿部洋一 /血潜り林檎と金魚鉢男
  頭が金魚鉢の男に血を吸われた人間は金魚になってしまうという新感覚ホラー。
  版画テイストの暗いタッチなのに妙にPOPな絵を描く。登場人物もすっとぼけてて
  グロカワというよりグロぼの(グロほのぼの)という感じ。

市川春子 /25時のバカンス
  エロ度上がったね〜!!細っこい娘の細い腰によだれ出そう。
  貝になった姉の体の中を手でまさぐる弟とか、もうじゅんじゅん来るわー!

ロクロイチ /女の子×女の子コレクション
  R18指定。たわわなおっぱいとぷっくりした唇が最高な百合漫画。
  紙面から女の子のいーにおいがふわあと漂ってきそう〜。
  実用という意味ではロリ顔グラマーちゃんが2人のお姉さまに××されちゃう2巻がオススメ。

羽生山へび子 /僕の先輩
  今年一番惚れたBL漫画。昭和の少年漫画のような超古臭い絵で、ぶっとんだギャグを飛ばしまくると思ったら、
  いきなりハートズッキュンな純愛路線に変化する!
  美麗なBLが好きな人はひくだろうが、純愛漫画が好きな人には王道。

真柄うしろ /ひみつのお花ちゃん
  今年一番笑ったBL漫画。好きな相手に興奮して鼻血ぶっかけるBLなんて異端すぎる。

のばらあいこ /秋山くん
  今年一番萌えたBL漫画。セックス・シーンがリリカルなのにエロい。今後が期待大。






ライブ、イベント等々で良かったもの
・2/11 割礼@MANDA-LA2:
  休憩入れて5時間だったので、途中のギター2人編成コーナーなどの激ユルブロックは、ところどころ記憶がない。

・6/13 股下89@新宿レッドクロス:
  オルタナがメインの音かと思いきや、スローかつサイケなナンバーがウネってて超クール。
  テレキャスなのに太い音を奏でるギターが男前。

・7/16 Shit associated music 2-2011@渋谷WWW
  初めて観たテクマ!と道産子アナルが素晴らしかった。テクマ!の腐れソフトバレエみたいな曲に爆笑し、
  「get wild」のトホホカヴァーに呆れ返る。

・9/20 岡村靖幸@渋谷AX
  個人的思い入れがありすぎて、冷静にライヴ評価できん。岡村ちゃん、元気そうでなにより。

・9/24 ぐるぐるまわる@埼玉スタジアム:
  井乃頭蓄音団の歌力に感心。一聴しただけで歌詞の内容が伝わったバンドは久々。

・10/16 黒電話666@大久保水族館:
  足から尻、脳天へと突き抜ける重低音ノイズに本気でちびりそうに。

・10/30 PUNKS WERE MADE BEFORE SOUNDS@上野公園野外音楽堂:
  初見のRAPPAというバンドが超カッコよかった!男汁(アドレナリン)分泌されまくりの突進ジャパコア!
  最近どんなヘヴィなバンド観てもふ〜ん・・・、という感じだったけど、これは久々にガツンときた〜!!

・11/19 KAIKOO POP FESTIVAL2011@渋谷界隈:
  興味深かったのはトークボックスデュオ(?)LUVRAW&BTB。
  久石譲のごときリリカルなピアノ、過剰な舞台演出が肌に合わなかったが、NINGEN OKの太い音も気になった。

・11/20 第1回クリトリス・ガールズ自主制作企画『乱脈』@東高円寺二万電圧:
  あなるちゃん+金髪 +サツキ・ヤングのノイズバンドが面白かった。酷いサックスも含め。
  あなるちゃんのヴォーカルはNAKED CITYの山塚アイを超えた!(様な気がしたとその時は思った。)

・12/24 忘れらんねえよ@渋谷屋根裏
  対バンの連中が己の力の無さを隠すように演奏以外のパフォーマンスで客をあおっているのに、
  彼らだけはきっちり演奏で客をヒート・アップさせていた。歌詞はうんこちんこな男子中学生を装っているが、
  ガッツ溢れる演奏で、彼らの芯の強さが伝わった。とても良いバンドだ。








自己紹介
バイトから契約社員へ。







2011年はどんな年?
フルスロットルで働いたら給料上がった。 嬉しい。












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