おれ的わたし的2011ベスト


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きのしー
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2011年にリリースされた音楽で良かったもの

・藤井洋平(a.k.a まめッこ) / この惑星の幾星霜の喧騒も、も少したったら終わるそう

・Tomoe Inoue and her fragile casio / series 1

・森ゆに / 夜をくぐる

順位はナシ。
あまりメソメソしたことも言いたくないのですが(;▽;)
2011年は忙殺の年で、新規開拓&音楽にどっぷり浸かるような時間がとれず……
そんな中でも繰り返し聴いた3枚を選びました。

・藤井洋平
→岡村靖幸、PrinceのDNAを引き継いだファンクなシンガーソングライター。“いびつ”であり、フォロワーとしてはある意味、正統派でもある…?
好奇心に満ちた宅録作品。ジャケットの写真は前野健太氏が撮影したらしいです。

Tomoe Inoue and her fragile casio
→アコーディオン/クラリネット/トランペットの編成で、クレズマー(ユダヤの民族音楽、一番わかりやすいところで言うとドナドナとか)をカバーするユニットとして
活動していたガールズトリオ「イノウラトモエ」のメンバー・井上智恵さんのソロ作。
チープで、ふしぎなスモールメロディがつまったインストゥメンタル集。「?」の浮かぶ、つかみどころのなさがリピートを誘いました。

森ゆに
→ピアノをお供に、丁寧に歌を紡ぐシンガーソングライターさん。
編成自体はシンプルなのだけど、聞いていて、とてもふくよかな気分になります。
金延幸子さんのカバー「春一番の風は激しく」も◎



<番外編/2011年の男>

伴瀬朝彦さん

リーダーバンドである「アナホールクラブバンド(もしくは、チェンバーアナホールトリニティ)」のほか、
「ホライズ山下宅配便」「片思い」や、色んなバンドへのサポートで活躍する伴瀬さん。
ギター、ベース、ピアノなどをこなすマルチプレーヤーで、その人情味溢れる演奏の数々に、今年は何度もキャイキャイしてました。









今年の1曲
・at roji vol.1 夏目知幸(シャムキャッツ)×高城晶平(cero)「よるべなき旅」



友人の王舟というシンガーソングライターがふらりと始めた映像企画の第1弾(現在もマイペースに進行中?)
当初、計画を聞いた時はなんら期待していなかったのですが、予想以上にイカす映像になっていて、つい繰り返し見ていました。

・惑星のかぞえ方 / 少年少女



現在はギターデュオとして積極的なライブ活動を行っている男女2人組。
3月頃お友達に教えてもらって、震災の後、家にいることが多かった時期に繰り返し見てました。









ライブ、イベント等々で良かったもの

・Acid Mother Temple+テニスコーツ at 渋谷O-nest
自由な音楽が屈託なく鳴らされていて、こちらもホロリと、すごく素直に涙が出ました

・チャン・ギハと顔たち at 渋谷O-EAST
昨今のK-POPのブームとはまた異なる文脈で、世界的に見ても非常にユニークなロックバンドを堪能した夜

・『Action, Sound, Conflict』at 六本木SUPER DELUXE
バンド「空間現代」とダンサー大橋可也さんの共同企画、“イベント”としてとっても楽しかった!
出演は、大橋可也&ダンサーズ+空間現代、OFFSEASON(伊東篤宏+HIKO+黒パイプスターダスト)、core of bells、ロロ、ECD









音楽以外でのベスト10

「虎茶屋」

倉林哲也さんという音楽家が営む料理店。
気取らない風貌ながらも、一口食べれば丁寧に作られたことがすぐにわかるお料理の数々。
いちいち感動に溢れていて、正直なところ、音楽やら本やら映画やらも含めたすべてのエンターテイメントの中で、虎茶屋を訪れたことが今年1番の感動だったかもしれません。
http://torachaya.exblog.jp/










自己紹介
きのしーです。
巨大すぎる酒欲と、巨大すぎる睡眠欲を抱えて生きてます。









2011年はどんな年?
1月に杉並区へ移住。
そこからの生活で出会った3軒のバー/飲み屋が、心の隙間をぎゅっと埋めてくれた1年でした。
roji(阿佐ヶ谷)、ユープケッチャ(阿佐ヶ谷)、いっき(高円寺)、とってもとってもお世話になりました!









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