おれ的わたし的2011ベスト


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ケン子





2011年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10

Cherish / 松田聖子
 ツアーをやるために無理して出してるとしか思えない、マンネリな内容。
 どこかいいところを見つけたい一心で何度も聴くと、なぜか名盤な気がしてしまう。
 勝つことしか知らない女だけが持っている能天気さが詰まっている。

LIBERTY / 神田沙也加
 あの母の娘として生まれたことが、最大の挫折に思える、デビュー10周年盤。
 ディレクションは、かつての聖子さんの名盤を創ってきた杉村女史。
 やりたいことだけ、やってしまう能天気な母に比べ、娘は、頭でっかちな印象。活動の中心となっているミュージカルナンバーも収録し、10年の活動が一枚に凝縮された作り。

SINGLESコンプリート / 田中陽子
 ホリプロスカウトキャラバン優勝者ながら、1990年のみ活動し、さっさと引退してしまったという、ある意味伝説のアイドルのシングル全音源とPVを収録したベスト。
 正統派アイドルを継承しながらも歌謡曲からJ-POPへ変遷を遂げていることを感じさせるアレンジで、フックはないけど、清涼感があって好きになった。

うたの大百科 その1 / CoCo
 三浦理恵子をはじめ、性格悪そうなメンバーが歌ってきたのは、女性アイドル特有の「好き」や「ときめき」だけじゃなかった。
 ライブの高揚感を幻想的に表現した「Live Version」。変わりゆく世の中で自分らしく生きていく誓いを立てる「Newsな未来」。
 聴いている人と目線の高さを合わせた楽曲で展開されているのが印象的。

Seasons colours 春夏撰曲集 / 松任谷由実
 本人監修ではないものの、彼女の曲を季節に分けてセレクションした。
 通して聴くと、近年のアルバム収録作にも、私の好きだった「一瞬の心情をドラマにしてしまう」切ないユーミンが、まだ息づいていたことに感動。
 79年のシングル「潮風にちぎれて」は、心では号泣しているけど、彼の前では泣けない切なさがつまっている。
 誰の心のアルバムにもあるだろう心の景色をユーミンは歌ってくれる。


SINGLE COLLECTION VOL.2 / 宇多田ヒカル
 新録5曲を聴くと、自分の内面と向き合う人間活動はいやってほど出来ている人だということがよくわかる。
 「お母さんに会いたい」と吐露し、「弱さに甘えてちゃ見えない・・」と強く一歩を踏み出そうとし、過ぎ去った青春時代を回顧し、
 習得中のフランス語で歌って「普通の人」として生きている片鱗を見せる。まさに私小説。
 シングル集は、壮絶で、この何年か病気、離婚、プライベイトな葛藤などを繰り返し、乗り越え、純粋なヒットポテンシャルの高い楽曲が並んだ。
 よっぽど人間活動は出来ている人だと思った。

SpeciAlisa / 観月ありさ
 ありチャン歌手生活20周年記念盤。
 彼女が音楽活動へ執念のようなものを持っているとは思えないけど、
 尾崎亜美、小室哲哉、奥居香など、彼女の歌手活動の核を作ったメンツとの再会は、「歌手 観月ありさ」の20年が垣間見れる素晴らしい出来。
 その反面、Bonnie Pink、Lecca、DJ OZMA提供曲は、ただの大物相手に、手を付けようがない感じが出すぎて、聴けたもんじゃない!

Glider / My Bloody Valentine
 いつもはクールな彼が時折見せる、優しい表情のように
 マイブラの曲は、突き放されているようで、ふと抱きしめられたときの究極の切なさがつまってる!Don’t ask whyは特に好き。
 ノイズの中に包まれているときに、ふと現れる、美麗なメロディに、うっとりしていた。

MY SONG / Keith Jarrett
 私にとっては、新しい感動だった。不安なときや、切ないとき、言葉よりも、ずっと心のそばで寄り添ってくれるメロディだった。
 表題曲が特に好きで、ヤン・ガルバレクのサックスと、キースのメロディが混ざり合うときの何とも言えない、キレイな景色を見たような幸せを感じる。

もしもし原宿 / きゃりーぱみゅぱみゅ
 歌えるアイコンは必要だと思います。
 誰が歌ってもいい、のかもしれないけど。自分で選んで、音でも服でも自分でしっかり着こなせる人は、そんなにいないと思うのです。










2011年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽

30GREATEST HITS / ARETHA FRANKRIN
 冬の寒い時期にすごく聴いた。
 嫉妬してる自分や、自分に悔しくてもがいている自分とか、そういう人なら必ず持っている情念を、パッション溢れる歌声で、アレサが伝えてくれる。
 「Don’t play that song」思い出の曲をかけないで、、と歌うが、そこには怒り満ち溢れている。「あたしを捨てたあいつが憎い」と言わんばかり。
 「I say a little player」ではこの愛が続きますように・・願いの如く歌いあげる。

The melody At Night With You / Keith Jarrett
 すごく落ち込んだ時に、楽しかったこと、キラキラした日々に思いをはせるように、キースのピアノが歌う。
 癒しじゃなくて、救いがほしいのです。










今年のこの1曲
勇気100% / NYC

 震災が起きた後に、放送された「ミュージックステーション」で、若い彼らが緊張の面持ちで一生懸命になって歌い踊る姿を見て、優しい気持ちになった。
 ずっと歌われている歌が持つ安心感。
 ひとりで好きな歌を歌ってるだけなんて、つまんない。
 自分のための人生だけど、大切な人がいてこその人生なのです。

 










ライブ、イベント等々で良かったもの

AGELESS(よく行く新宿2丁目の店)で、大好きなハルくんと、誠とたんちゃんと歌う
「LOVEマシーン」
恥ずかしがらずに、思い切って歌う。大好きな人の前では心が裸になるの。大きな笑顔で。











音楽以外でのベスト10
私的、アゲマンたち。
アゲな女 ベスト10

1、 川島なお美
 通称 なおはん。パティシエの夫をダイエットさせた記念で料理本を出版。
 読者から「掲載されている食材が、近所のスーパーで買えないもの(高級食材)ばかり!」と嘆きの声が続出!! 
 すなわち、料理本ではなく、彼女がそこらへんの女じゃないことをアピールするための本だった!

2、 藤原紀香
 アミノコラーゲンを缶ごと持ち歩いて、コーヒー、ヨーグルト、そして味噌汁にまで粉末を嬉しそうにぶっかけている紀香。
 感情がこもるとすぐに「ホンマですか〜!?」と、関西弁になって、「素の紀香」を演出。
 親友が大黒摩季。

3、 香里奈
 主演月9で、恋がめんどうで男勝りで、後輩女子に好かれる女を演じた香里奈。
 女に嫌われない仕事しか、絶対しない。
 女に嫌われる役しか来ない、倉科カナはどうなるの!!

4、 黒木メイサ(歌手)
 「運命」を無理やり「SHOCK」と読んだり、「私はトラック先行で、楽曲をチョイスしていく」など、(意気込みだけ)ジャネットジャクソンが憑依したかのようなアーティスト活動を展開。

5、 戸田恵梨香
 「香里奈ちゃんて、あたしのお弁当に嫌いなおかず投げてくるんですよ〜」と香里奈のあげ足をとったものの、「その後、弁当ごと投げ返された」と、香里奈がまさかの激白。
 女優=性格悪い という、(ゴシップ紙が抱く)幻想を見事に守ってくれた。

6、 MAX
 産休からMINAが復帰したと思ったらREINAが妊娠。
 メンバー同士で祝福しあっているように見せかけるが、「3人のMAXでもかっこいいと言われたい」「REINAが休んでる間、あたしたちはどうなるの?」などイヤミ連発。自分のことしか考えていない。女性グループのお手本。

7、 YOU
 よく見たら、本当はダサいんじゃないかと思えてきた。

8、 釈由美子
 自然に胸のカップ数があがったり、小顔になったりしている

9、 畑野ひろ子
 理由割愛

10、 神田うの








自己紹介
好きと嫌いの中間がない。







 
2011年はどんな年?
仕事を一生懸命したけど
心から笑うことは少なかった。
心静かに、春を待っています。










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