おれ的わたし的2010ベスト


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2010年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10

1.ACO / devil's hands
2.ACO / 配信しマース。EP(iTunes限定)
3.The Roots / How i Got Over
4.Carlos Nino / PATTERNS(A SPACEWAYS RADIO COLLAGE)
5.Hildur Gudnadottir / Mount A
6.Philip Jeck / Spliced
7.V.A / Saigon Rock & Soul
8.七尾旅人 / billion voices
9.Massive Attack / Heligoland
10.Wyatt,Atzmon & Stephen / For The Ghosts Within'


1.歌詞って基本的にどうでもいいと思っているのでふだん歌詞カードに目を通すことはないのだけれど、これはひっかかるものがあったので読みました。
 全体的にどこかふっ切れた感じがしてよかった。YouTube
2.「悦びに咲く花」「町」ともにオリジナル、リミックス音源も好きだけど、上述のアルバムとも趣の異なるエレクトロニカ的なものをうまく落とし込んだこっちも好き。
 歌い方はこっちが好きな気分です。
http://vimeo.com/11457853
3.10年ぶりくらいに買ったThe Roots。夏の間よく聴いていた。1曲の長さとかアルバムの構成もよく、ミックスアルバムみたいな感じでノンストップで聴けちゃう。
4.全体的にゆるい感じだけど、32分過ぎのキレキレな感じがとくに好きです。
5.今年のナイスなジャケット2位。「You」っていう曲だけよく聴きました。チェロのドローンなんだけどこれはいい。
 教育テレビ「音楽の学校 Schola」で藤原真理っていうチェリストの演奏を観たときも思ったのだけれど、女性がチェロを弾く姿って凛としていてかつ色気があってすてきだと思う。
 しかし名前の読み方がいまいちよく分かりません。
6.今年のナイスなジャケット1位。ジャケ買い。1回も聴いてません。たぶんくらーいノイズ、ドローン。
7.1曲目にガツンと来て即買い。すげーエネルギーを感じる。やりたいこと思い切りやってるって感じですかね。
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8.10年前との雰囲気がまったく違うところに興味があります。
9.初めてちゃんと聴いたMassive Attack。音楽に限らずだけど、シンプルにかっこよく聴かせるセンスってうらやましい。
10.今回もすてきでした。








2010年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽

1.Judee Sill / Judee Sill
2.Judee Sill / Heart Food
3.Nick Drake / Pink Moon
4.Lennie Tristano / 鬼才トリスターノ
5.Robert Lippok / Open,Close,Open
6.ACO / absolute ego
7.ACO / Material
8.Portishead / Roseland NYC Live

バッハ「ゴルトベルク変奏曲」、「平均律クラヴィーア曲集」、ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ集」は外しました。たまに聴いてリラックスしてます。

1.まちがいなく今年ナンバー1に聴いた音楽。中古アナログでも聴いたけれど、それはそれで別物に聴こえてすばらしい。
 「デイヴィッド・リンチに溺れる」(滝本誠)じゃないけれど、「ジュディ・シルに溺れる」な気分のときが上半期にありました。
2.「The Kiss」っていう曲がとくによかった。YouTube
3.「Harvest Breed」っていう曲のコード進行にハマりました。ジャケもナイス。 YouTube
4.「Requiem」っていう曲に魅かれました。 YouTube
5.マーラーのとくに有名な曲(映画「ヴェニスに死す」のテーマ)を素材にした電子音響作品。
 10年経ってもこの作品のすばらしさは変っていなかった(と思う自分も大して変っていなかった)。
6.エレクトロニカ全盛前夜のアブストラクトな雰囲気が好きです。
7.エレクトロニカ全盛期にドロップされたやつ。当時(2001年)ホットワックスっていうレコード屋が渋谷シスコテクノ店の上階にあって、そこでも売られていたのを覚えてます。
 当時はちゃんと聴かずに売ってしまったけれど、今回中古で525円で買ってちゃんと聴いてみました。
8.年末の大掃除中に聴いた1枚。ずーっといわゆるトリップホップな歌ものって先入観を持っていたのだけど、エフェクト無しの生ボーカルがすてきで、
 さらに PJ Harvey ばりにキレた一面もあっておどろきました。
 インタールードを生オーケストラがやるところとか、ボーカルと演奏者と観客の位置関係とか全体の雰囲気、とにかくカッコいい。参りました。DVDも観なきゃ。 YouTube
 
追加(1月1日付)DVD を観ました。CD 聴いただけでの思い込み記述があったので訂正させてください(CD は別ライヴが入ってます)。
  ・エフェクト無しの生ボーカルがすてきで、さらに PJ Harvey ばりにキレた一面もあっておどろきました。 → エフェクトかかってるものもありました。キレた1面は別ライヴのものでした。
  ・インタールードを生オーケストラがやるところとか → レコードを流してました。
  カッコいいことに変りはなかったです。






今年のこの1曲
1.Judee Sill / The Archetypal Man
2.globe / Anytime smokin' cigarette  
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3.小泉今日子 / Moonlight
4.Suicide / Shadazz YouTube
5.七尾旅人「シャッター商店街のマイルス・デイビス」
6.Antony and The Johnsons / Imagine(Cover) YouTube
7.ACO / 4月のヒーロー YouTube

1.360回聴いた。
2.ブックオフでアルバムを中古200円で買った。ダウンロード1曲と等価。タバコ代が「100円玉2個とほんのちょっとで」と歌われていた時代の曲です。イントロとアウトロがとくに好きです。








ライブ、イベント等々で良かったもの
1.2010.03.21 Zettai-Mu @西麻布Eleven
2.2010.05.02 東京都庭園美術館(目黒区)
3.2010.07.18-19 サッカーJリーグ観戦(清水ー磐田 @アウトソーシングスタジアム日本平)
4.2010.08.06 納涼会 @信濃町ビアガーデン
5.2010.09.18 ドラムンベースセッション @代官山unit
6.2010.10.15 OVAL @代官山unit
7.2010.11.05 NINJA TUNE XX TOKYO 夜更けの部 @渋谷O-East
8.2010.11.20 ドラムンベースセッション @代官山unit
9.2010.12.02 The Corin Tucker Band @渋谷O-West

遊んでくれたみんなありがとう。来年はもっと遊ぶぞー。

1.8. Rob Smith のDJがよかった。ジャングルっぽいのがかかると燃えてくる。
2.5年越しでついに行くことができた(ただめんどくさかっただけですが)。すてきなところだった。庭園もグッド。
3.自分で企画して友人を巻き込んで静岡県静岡市まで行ってきました。初めて生で観たプロサッカー。テレビで観るのとスピード感がちがう。
4.8月は毎晩缶ビールを飲んでました。お酒飲むことへの抵抗感がちょっとなくなった気がする。
6.人はたくさん入ってて熱気にあふれていたけれど、このドイツ人のライヴのときにおもしろいとか感動するとかまったくなく、ただただ退屈だった。
7.ずっとチェックし続ける熱心なファンではないけれど、20歳のころよく聴いてました。強行日程だったけれど行ってよかった。
 ・Coldcut :これスピンして踊り狂った。
 ・Kid Koala : これには参りました。グッドミュージック。
 ・DJ Kentaro: あまり興味ないけれどよかった
9.何年ぶりかにバンドのライヴを聴いた。前日のどみゅーんがよかったので仕事をさっと切り上げ急遽決行してみました。開演時間に出発したので渋谷駅から会場までとにかく走った!









音楽以外でのベスト10
【紙の印刷物】

情報源は職場の新聞(読売、朝日)書評からが多かった。あとは立ち読み。順番にとくに意味はありません。

1.廣瀬菊雄「公用文 用字用語の要点」
2.山田宏一「ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代」
3.浜田淳「ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々」
4.永江朗「セゾン文化は何を夢みた」
5.Sweet Dreams「スウィート・ドリームス 4号」
6.マイケル・サンデル「これからの正義の話をしよう」
7.豊田徹也「アンダー・カレント」
8.豊田徹也「珈琲時間」
9.Kathy Zine「水瓶座のためのジン案内」

1.今まで自動変換に任せることでなんとなくやり過ごしたきてた文字の表記についてちょっと整理できた。
2.「ウィークエンド」っていう映画が好きで、それについて書かれた文章を読みたくて買いました。解説がていねいで親切です。
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3.たいへんなのはどの仕事も同じ、たいへんだと思う点はどの仕事も同じ。
4.無印良品の章 5.小田島等の対談 合わせて読むといいと思う。
6.結局積ん読のままです。父親との会話で話題にしたらカール・マンハイムって人を知ることができたのでそれが収穫、かな。
8.エモーショナルなP.84がとくに好きです。

【映画】
ほとんど観てないに等しい。
1.フランシス・フォード・コッポラ「盗聴」 
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 書籍「サウンドアート」で紹介されていたので観てみました。スティーヴ・ライヒなんかに興味のある人はストーリーとは別の楽しみ方ができます。主題曲もすてきです。
2.ジャン=リュック・ゴダール「ゴダール・ソシアリスム」
 音と映像で楽しめました。前作よりエネルギーは感じなかったけれど好きな感じです。
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【その他】
1.サッカーW杯南アフリカ大会 :94年アメリカ大会以来のおもしろい大会だったんじゃないでしょうか。
 岡田監督は結果出したからすごいなと思います。あとブブゼラ!フランスのテレビ局は音量を調整したそうです(ウィキペディア)。
 各国の国歌斉唱の後、会場がブブゼラの音で埋まるときがすてきです。 
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2.デニス・ホッパー :この映画が大好きなんですが、とくにこのシーンは最高にキレていて好きです。
David Lynch「Blue Velvet」(1986)  
3.マーク・リンカス :今年スパークルホースを聴くことはほとんどなかった。でも大好きです。
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自己紹介
30歳。独身。東京都内在住。サラリーマン。デイヴィッド・リンチ と無印良品が好きです。
クラブイベントはドラムンベースがたのしいと感じる今日このごろです。






2010年はどんな年?
仕事と生活それぞれいろいろ試行錯誤した1年だった。好きな言い方じゃないけれど、立ち位置みたいなものを少し意識できたような気がする。
CDあまり買わなかった。100枚も買ってないけれど聴きたい音楽を聴きたいように聴けたからそれでいいやって感じ。iTMS でダウンロードを始めてみました。
3年使ってたiPod がこわれた。でも外出中はほとんど音楽聴かなかったし、大量のデーターを持ち歩いてても聴くのはそのほんのわずかでしかなかったので、別になくてもいいやって感じ。
人生で初めてブーツを買って履いてみた。
周りの人に言われたのですが、転んでもただでは起きないタイプのようです。でもできるなら転びたくないです、いたいから。


おれわた参加のみなさまへ :1年間お疲れさまでしたー:














マーカーさん、毎度ですーありがとうございます!相変わらずドラムンベースのイベント行かれているようで そういう方が選ぶベストがこれなのがすげー面白いなと毎年思います。
更新しながらジュディ・シル久々に聴きなおしました。「Archetypal Man」いいですよね......  
そうそう、ACOも買いました。(こういうとき思いついたらすぐデータで買えるようになったのは嬉しいですね) 聴いたのはMaterial以来だったんですが、今の彼女が感じられて凄く良かった!



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