おれ的わたし的2010ベスト | ||
■お名前
まちぞう
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・クリトリス・ガールズ/素描 PUNKなベース、ハードロッキンなギター、ポップだけどたまにプログレな曲展開、そしてアナルちんこうんこしか出てこない歌詞。いそうでいない稀有なバンドだと思う。 ・女王蜂 /王族大逆鱗 5曲収録の自主制作盤。歌謡曲をオルタナ風に爆発させる手法と、低音とファルセットを使い分ける妖艶なVoに背筋ゾクゾク。イエモンや初期椎名林檎が脳裏に浮かんだ。 ・DEEPSLAUTER /ROCK’EM ALL 千葉県柏のハードコアバンドの1stが再発。カオティックな音の洪水の中に、ハードロッキンなギター・フレーズが絡む。まさに”混沌”たるサウンドが格好いい。 ・中学生棺桶/矛先についたガム EPIC時代のエレカシがDOOM METALやってるような音。自分が好きなもの以外は大嫌いじゃ、ぼけ!という歌詞とか、ライヴのMCになぜか好感をもってしまって愛聴している。 ・クウチュウ戦/デモ 年若いのに超絶スキルでプログレやってる4人組。でもメロディーは歌謡曲(沢田研二)だったりして、面白い。早く正式音源聴きたい。 ・割礼/星を見る 今年は割礼にはまった〜。宍戸さんのソロ・イベントまで行ってしまった。 参加者からの「どうしてブックレットに歌詞カードつけないんですか?」という質問に対して、彼の「聴き取れるからいいかなあと思って・・・。」という返答に爆笑。 ・モーモールルギャバン/クロなら結構です 洒落ててダサくて最高だねえ!「ユキちゃんの遺伝子」の狂った歌詞に殺られた!! ・andymori/ファンファーレと熱狂 このバンドの持つ叙情性はくるりやサニーデイに匹敵すると思う。未聴ならばM1「1984」だけでも聴いて欲しい。 ・八十八ヶ所巡礼 /八十八 まあ、メタルとかプログレとかをミックスしたロックなんだが、ライヴが実に色っぽいのだ。ヴィジュアル面で高得点ゆえピック・アップ。 ・COUNTRY YARD /Modern Sounds よくあるメロコアなんだけど、ネチっこさが無い上品なヴォーカルがツボにはまった。おばちゃんにはこういうボンズどもの青臭さがたまらんのです。 |
■ライブ、イベント等々で良かったもの
・4/10、41 KAIKOO POPWAVE FESTIVAL@東京晴海客船ターミナル特設ステージ:NICE VIEW、BLACK GANION、THA BLUE HERB、ソウル・フラワー・ユニオンが良かった
・5/8 DIZZY MIZZ LIZZY@川崎チッタ
・7/18 いいにおいのするニューブラボー!@下北沢basement bar&下北沢three:切腹ピストルズ、水中、それは苦しいから目が離せなかった
・8/11 割礼@六本木SuperDeluxe
・9/25、26 東京BOREDOM@東京大学:非常階段 、DODDODO 、ドラびでお、久土'N'茶谷、前野健太とDAVID BOWIEたちが他を圧倒してた
・10/2 回帰、響宴@法政大学:八十八箇所巡礼、日本マドンナの若さにくらくら
・10/16 LAUDRUM@新大久保EARTHDOM
・11/1 凛として時雨@新木場STUDIOCOAST
・11/4 Parabolica Jam’10@渋谷CLUBクワトロ:Adebisi Shank、マイク・ワット凄すぎ
・11/7 早稲田祭@早稲田大学:Phewが感動的だった
・11/20 東京外大映画研究会主催「10$」@東京外大:日比谷カタン、凄いぞ、一体何者!?
・11/25 ZENIGEVA@新大久保EARTHDOM
・12/3 envy@恵比寿リキッドルーム
・12/5 面影ラッキーホール@渋谷WWW
・12/18 MOST@新代田FEVER
色んな大学に侵入できて楽しかった!
■音楽以外でのベスト10
◆順不同
・斬り介とジョニー四百九十九人斬り /榎本 俊二
走る、斬る、首が飛ぶ!それしかない。シンプル・イズ・ベスト。
・友だちの話 /絵:山川 あいじ 原作:河原 和音
恋に似た純度100%の女子の友情を、小さなエピソードを重ねて丁寧に描いている。いくえみ綾とくらもちふさこをmixしたような山川あいじの絵は、ありがちだが好き。
・うさくんの脳みそやわらかい /うさくん
ころっころのカワイイキャラが毒吐きまくり、でもホンワカ。笑った、笑った!!
・進撃の巨人 /諫山 創
久々に読んでて心がヒヤリとした漫画。意味も無く喰われるって本気(マジ)恐いッス。
・闇夜に遊ぶな子供たち /うぐいす 祥子
昔の「なかよし」に掲載されててもおかしくないオカルティック・ホラー。清潔感漂うキャラとグロ描写の落差に慄く。
・羣青 /中村 珍
夫の暴力から逃れるために自分を好きなレズの女に彼を殺させて2人で逃避行する、という非常に痛々しい漫画。心情吐露シーンが特に。
・R−中学生 /ゴトウ ユキコ
山本直樹と安達哲を足したような作風。私も匂いフェチなので1話目の少年に大変シンパシーを感じた。
・シュトヘル /伊藤 悠
過去と現在の記憶が完全にリンクする3巻になってようやく話が進み始めた。今後の展開に期待。
・ハルシオン・ランチ /沙村 広明
あらゆるものを食べてゲロ吐く娘”ヒヨス”がかわいけりゃいいじゃん、というなげやり感全開なブラックSFコメディ。やはり沙村広明はギャグ路線のほうが私には合っている。
・ももえのひっぷ /コージィ 城倉
タイトルからは想像できない土曜ワイド劇場ばりのサスペンス。じらしのテクニックを駆使したエロ・シーンがた・ま・ら・ん。
・ドカコック ドカうまっ!!満腹編 /渡辺 保裕
全国の工事現場を渡り歩く「流れドカ」が、抜群の料理の腕で現場のドカたちを心も体も満腹にさせる…、という全ページ突っ込むしかない怪作。
・薔薇だって書けるよ /売野 機子
藤田貴美のデビュー時に感じた、作品から漂う渇いた空気に惹かれた。今こういう作風って少なくなったなあ。昔のWINGS作家にたくさんいたんだが・・・。
・デヴィジョン /西田 東
弁護士×チンピラ(おっさん)という私にとって王道カップリング(BLなので男同士!)。決して上手いとは言えない絵だが、ここぞという時には色気ムンムン。坂田靖子と同じ大いなる才能。
■自己紹介
無職からバイトへ。
■2010年はどんな年?
新たな才能に驚愕し、感動し、嫉妬した1年。