おれ的わたし的2010ベスト | ||
■お名前
ルーシーインザスカイウィズダイヤモンズ
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トクマルシューゴ /PORT ENTROPY Rum Heeの躍動感にやられました。頭からっぽにして聴いても、一つ一つの楽器に注意して聴いてもおもしろい。 星野源 /ばかのうた 「ふと気付くと キッチンで寝ていた。昨日の料理 捨てずに眺めていた」子どもの頃から感じていた孤独がこの一節を聴くとふと過ぎります。 なのであまり意識せずに聴いていることの方が多いような気がします。 ツチヤニボンド /メタルポジション 国分寺の珍屋さんで聴かせてもらって即買いしました。とてもかっこいい。僕はこういうサプライズが好きです。 今まで色んな人に色んなものを勧められて色々聴いてきました。 日々聴き切れないほどの作品がリリースされ、巷では「聴くべきもの」で溢れていますが、「聴いてみたい」「聴いてもらいたい」という 気持ちが作り上げるパワーはときに「聴くべきもの」を上回ることもあるってこと。 →YouTube Dolly Mixture /Everything and More ベストリイシューです。キラキラしてるってよく言う表現ですけど、ホントキラキラしててド好みです。 Deerhunter /Halcyon Digest 「本物(と呼ばれるもの)」ばかりが持ち上げられてるような気がしていて、なんだか疲れるなぁと思っています。 「本当の本物」も素晴らしいし、「完璧に作り上げられた本物」も素晴らしい。僕にとって今作は後者で、あぁ本当に素晴らしいなぁと思います。 七尾旅人 /billion voices twitterやUSTREAMをうまく利用して、2010年とても目立っていました。 WBSなんかでも新しい音楽の売り方として彼の関わっているDIY STARSが紹介されていたり、まぁ本当に目立ってましたねw 今作は彼のそういった活動を含めた作品だったように感じます。あれだけ自分の作品を買って欲しいと表に出して活動する人初めて見ましたし。新しい人。 Belle and Sebastian/Write about Love 個人的に「私の中の悪魔」以来のベルセバの復活作です。バンドとしての輝きを取り戻したような印象を受けました。 バンドやるのって最初すごく楽しいでしょう?そういう感じが強く伝わってきました。音楽雑誌とかだとこういうときプリミティヴって言うんでしょうか。 |
■2010年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽
The Innocence Mission /全般
ペンシルヴァニアのユニット。カレン(vo)のどこか孤独な歌声、穏やかな楽曲の雰囲気や音色が染み入りました。
以前キューピーハーフとかauのCMでその楽曲が使用されていたので聴いたことがある方も多いと思います。
いつか生で聴いてみたいですね。→YouTube
岩井宏 /30才
高田渡、加川良とともに3馬鹿トリオと呼ばれたバンジョー奏者、岩井宏の唯一のソロ作品です。
念願のレコードを手に入れて春先から夏頃よく聴いていました。ちょうどその季節の頃の晴れと曇りの間くらいの日によく合うような。
CDも出ていますのでぜひ聴いてみてください。 →YouTube
二階堂和美 /ニカセトラ
年中通してよく聴いていました。2011年も2050年もヘビーローテーションになるような気がしています。
Jan Lundgren Trio /Swedish Standards
スウェーデンの民謡をジャズアレンジした1997年のピアノトリオ作品です。
小難しいことはいいんです。聴いていてとても心地よく心が躍ります。休日も通勤中もよく聴いてました。
Moncef Genoud Trio /WAITING FOR BIRTH
1989年のピアノトリオ作品。廃盤セールなどでは度々目玉として店頭に並んでいるのを見たり、彼の他の作品を聴いてとても気になっていたので
本当に待望のリイシューでした。タイトル曲のみテナーサックスが入るんですが、とても優しい曲で就寝前に何度も聴きました。
We’ll Make It Right /Same
ベニー・シングスやウーター・ヘメルなどで構成されたバンドの素敵なポップス作品。さすがの出来ですね。
V.A /You Are What You Eat
2010年はポータブルでないターンテーブルを手に入れたこともあって、中古レコードを聴くことが多くなりました。
岩井宏もそうなんですが、できれば当時リリースされたメディアで聴きたいという欲求を持っています。
この作品は変な曲がたくさん入っています。最高ですね。
My Name Is Jackとか⇒YouTube Be My Babyとか⇒YouTube
The Velvet Underground & Nico /Same
これも当時のUS盤(ステレオ)を購入してよく聴きました。
その盤はチリノイズがすごいのですが、ルー・リードの声が若干幼く聴こえたり、CDで聴くとモヤっとしていた印象だったのに
実は輪郭がはっきりしている箇所があったりするなど新しい発見がありました。
それと、以前人に貸した同CDのブックレットの間に手紙が入っていて、「これがメロコワっていうんですね!」と書いてあってびっくりしました。
今では連絡先を知らず、何か悪いことをしたような気がしています。
■今年のこの1曲
小沢健二 /流れ星ビバップ
The Smiths /This Charming Man
僕の心の中にモリッシーが住み始めました。
■ライブ、イベント等々で良かったもの
6月10日「ひふみよ 小沢健二コンサートツアー 二零一零年 五月 六月@NHKホール」
2010年は個人的に悲しいことで始まって、このコンサートだって正直に楽しめたのか今でもよくわかりません。
でも行けてよかった。毎年思い出したりしてるうちに少しずつその答えを出していければ。
11月12日「日常で歌うことが何よりもステキ 早川義夫*佐久間正英*熊坂るつこ@地球屋(国立)」
11月13日「ツチヤニボンド@三軒茶屋ヘブンズドア」 →Link
12月11日「Enjoy The Silence@North Exit(国分寺)」→Link
12月12日「二階堂和美のワンマンライブ2010@渋谷クラブクアトロ」
■音楽以外でのベスト10
【web】
twitter
使い方次第で、ライトユーザーもヘビーユーザーも楽しめるツールだと思いました。
僕は毎日くだらないことばかり書いてます。こんな感じで⇒Link
いろんな人がいていろんなことを言うし、いろんなことを思います。
USTREAM
ラジオごっこしました。
【マンガ】
久保ミツロウ /モテキ
山川直人 /コーヒーもう一杯
山川直人 /ナルミさん愛してる その他の短編
山川直人 /口笛小曲集
【小説】
村上春樹 /1Q84 BOOK3
■自己紹介
東京都在住、29歳男性。NW業界従事者。仕事を定時で終わらせてレコード屋に行くのが楽しみです。ミーハーでニワカです。
■2010年はどんな年?
多くの変化があった年。価値観だったり、人間関係だったり。
それと、初めてDJをやらせていただきました。主催者のナギラさんをはじめとした関係者の皆様その節はありがとうございました。とても楽しかったです。