おれ的わたし的2009ベスト | ||
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1. □□□ / everyday is a symphony 一聴してすぐに僕の'09年のベストになりました。 昔はあの場所何があったっけと、歴史から切り離された僕らは、どんどん更新される「今」「今」「今」で繋がっている。 '00年代を総括するかのような感覚。 アルバムリリースからお披露目ライヴ、そして今にいたるTwitterやUstreamでの共時性にはひさしぶりにわくわく。 と同時に、フィールドレコーディングを記録としてではなく、素材として使い倒したアルバムは、安易な現場主義を一掃する強度と意味を持ったひとつの作品になっていた。 せいこうさん効果なのか、この“編”集感覚は'10年代重要になってくるんじゃないでしょうか。 そしてなにより□□□はポップだった。わかる人にもわからない人にも! 2. Atlas Sound / Logos 昨年から引き続きのUSインディシーンの充実ぶり。しかもみんな前を向いている。 これは'08年のおれわたで挙げさせてもらったDeerhunterのフロントマンのソロ。 Elliott Smithを思わせるパーソナルな内容なのにポップ。 3. 前野健太 / さみしいだけ 三健祭りで“友達じゃがまんできない”を絶唱した後の、「こんな必死に歌って一体何になるんでしょうか」というMCで今年は前野さんについていこうと思いました。 4. James Blackshaw / The Glass Bead Game 5. S.L.A.C.K. / WHALABOUT 6. Antony & The Johnsons / The Crying Light 7. Dirty Projectors / Bitte Orca 8. 昆虫キッズ / My Final Fantasy 9. Girls / Album 10. popo / macademia 家で聴いた回数が多かったのはJames Blackshawとpopo。落ち着きます。 <次点>10枚 Laura gibson and Ethan rose / Bridge carols Fennesz & Sparklehorse / In the Fishtank 15 図書館 / 図書館の新世界 Sufjan Stevens / The BQE Tara Jane O'Neil / A Ways Away Rickard J?verling / The Valleys Animal Collective / Merriweather Post Pavilion Tyondai Braxton / Central Market Jim O'Rourke / The Visitor V.A. / Dark Was The Night: A Red Hot Compilation ■2009年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽 '09年に購入の旧譜から10枚。 1. 山本精一 / Crown Of Fuzzy Groove (2002) 2. The Wooden Glass featuring Billy Wooden / Live 1972 (2004) 3. Os Novos Baianos / Acabou Chorare (1972) 4. shibata emico / in the night (2008) 5. 埋火 / わたしのふね (2008) 6. Secede / Tryshasla (2006) 7. Pernice Brothers / Overcome by Happiness (1998) 8. Low Motion Disco / Keep It Slow (2008) 9. Stephen Prina / Push Comes To Love (1999) 10. Ivo Papasov & His Orchestra / Orpheus Ascending (1989) もっと人に薦められたい。これ好きでしょって。 |
■今年のこの1曲
神聖かまってちゃん / ロックンロールは鳴り止まないっ
http://www.youtube.com/watch?v=U5M9v0nrl0c
□□□ / 00:00:00
http://www.youtube.com/watch?v=FYsZaKdwPNM
年始にかまってちゃんにもっていかれ、年末は□□□に楽しませてもらいました。
両方リアルタイムに触れられることが本当にうれしい。
■ライブ、イベント等々で良かったもの
1月8日(木)@渋谷O-nest 『map presents ただそこに在る、歌 vol.1』
出演:麓健一、前野健太、長谷川健一
12月5日(土)@代官山UNIT 『everyday is a symphony 御披露目会』
出演:□□□
大きいフェスにはほとんど行きませんでしたが、ライヴハウスに足を運んだ回数は今までで一番多かったです(神聖かまってちゃんのせい)。
あとはお金の落としどころに意識的になったのも一因かもしれません。
■音楽以外でのベスト10
<コミックベスト10>
(今年刊行で10巻以下&去年選んでないもの。)
1. こうの史代 『この世界の片隅に』 上中下巻
2. 花沢 健吾 『アイアムアヒーロー』 〜2巻 以下続巻
3. 山本 健太郎 『ファイトじじいクラブ 』
4. 久保ミツロウ 『モテキ』〜2巻 以下続巻
5. 谷口ジロー 『センセイの鞄 』〜1巻 以下続巻
6. よしながふみ 『きのう何食べた?』〜3巻 以下続巻
7. 衿沢世衣子 『シンプルノットローファー』
8. 渡辺航 『弱虫ペダル』〜9巻 以下続巻
9. 市川春子 『虫と歌』
10. ジュリアン・タマキ/マリコ・タマキ『Girl』
『この世界の片隅に』こうのさんの集大成ではないでしょうか。本当にすばらしい作品でした。
シベ少並にメタな実験的技法を使っても、それがギャグにならず物語に奉仕するという離れ業。ファンタジーの勝利です。
<映画ベスト3>
'09年はあまり映画を観ていないので3本だけ。
1. 園子温『愛のむきだし』
2. 庵野秀明『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
3. 是枝裕和『空気人形』
物語よりも肯定の力に心が動かされた3本。
こう並べたら気持ち悪かったので、'10年はもっと物語の方へ。
■自己紹介
小田急線の端っこの、お城の側に象が居た街で楽しいことをしたい24歳。
ラジオ→http://odawara-elephant.com/b/
■2009年はどんな年?
たくさんの人と知り合えたけど、わたわたしてる間に年が終わってしまった。
体力の無さを痛感したので'10年はお金稼ぐのと筋肉付けるのが目標。もっと楽しむ。
過去投稿 2008