おれ的わたし的2009ベスト | ||
■お名前
まちぞう
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今年は購入数が激減してしまいました。買ったものの羅列です。 ・坂本真綾 /かぜよみ 菅野よう子が手掛けなくなってからは、義務で買っています。 収録曲の「トライアングラー」だけは彼女の曲なんですが、浮いてます…。 明らかにそこだけ“マクロス”の世界。 ・Meleeh /Heartland スウェーデンのNEW SCHOOLハードコア・バンド。 エモい激情パートとミリタント・パートのブレンド具合がナイス。 ・壁耳 /ヨクジョウ シタ イヌ ノイズ?サイケ?アンビエント?ジャンルは不明なんですが、ピーガガーグォオオーな 轟音サウンドの中に、静かな狂気を感じました。 ・Raein /Ogni Nuovo Ignizio イタリア激情ハードコア・バンドの復活作。激情一辺倒ではなくなっているものの、 血管切れそうなヴォーカルは相変わらずで嬉しい。 ・Colour Haze/All 今年一番聴いたドイツのサイケ/デザート・ロック・バンド。 オス臭さを感じさせないエレガントな音にもうメロメロ。 ・APOLLO18 /The "Blue"Album 偶然観たライヴでの演奏&佇まいがあまりにも良くてハマった、韓国のオルタナティヴ・バンド。 ハード・ロック、シューゲイザーの要素もあって、まさに混沌、でも洗練。 ・10-FEET /Life is sweet 相変わらずバカだけど真面目なスポーツ・パンク・サウンドが全開。本当に大好き! ・CHURCH OF MISERY /Houses of the Unholy グワングワンと脳みそをかき混ぜてくれる素晴らしきドゥーム・メタル。 私の極悪な本性をあぶりだすための必須アイテム。 |
■今年のこの1曲
・嵐 /Everything
サビの展開と櫻井翔のハスキーな声に胸がキュンキュンします。
■ライブ、イベント等々で良かったもの
・Portraits of Past Japan Tour 0922@下北沢GARDEN
・APOLLO18(残響祭)0927@渋谷duo MUSIC EXCHANGE&O-EAST
・Perfume 1029@横浜アリーナ
・10-FEET 1112@Zepp Tokyo
・流線形と比屋定篤子 1114@渋谷duo MUSIC EXCHANGE
■音楽以外で良かったもの
今年は漫画が大豊作でした。どれも等しく面白かったです。
何とか選びに選んでもこのボリューム。
・押切蓮介 /ミスミソウ
登場人物ほとんど全員がディスコミュニケーションなスプラッタ・サイコ・ホラー。
全3巻無駄な描写は一切なし。非常にテンポがよく、90分の映画を観ているような気分。
・押切蓮介 /ゆうやみ特攻隊
猟奇因習格闘友情漫画というめったにないジャンル。
・熊谷蘭冶 /嘆きの天使
素晴らしい!ブラボー!マーベラス!!!
今年読んだ漫画の中で、5本の指に入るぐらい大好き!
女子寄宿舎学校、倒錯、グロ…、私の好きな要素がすべてこの1冊に詰まってます。
・うさくん /マコちゃん絵日記
エロ漫画家さんが書いたノン・エロの小学生5年生ガールズの日常。
性に目覚めるか目覚めないかというビミョーな年頃の女の子たちを、ほんわかタッチでチアフルに描いていて、
思わず頬が緩みます。
・堀尾省太 /刻刻
異形の者の造形がオリジナリティーに溢れていて感心。
・市川春子 /虫と歌 市川春子作品集
新井素子の原作を、高野文子が描いたらこんな感じになるのではないでしょうか。
スキニーな女の子たちがとてもエロい。
・掘骨砕三 /クロとマルコ
大好きなエロ漫画家さんのノン・エロSFファンタジー中篇+短編集。
独特のグロさと明るさを持った作風は、一般誌作品とはいえ健在。
多くの人にこの異能っぷりを楽しんでほしいです。
・ヤマザキマリ /テルマエ・ロマエ
今年一番笑ったかも。
ローマ時代の浴場建築士が、現代日本の様々な風呂にタイム・ワープしてその技術をパクるというお話。
横道にそれることなくひたすら風呂話のみ。斬新だわ。
・ルネッサンス吉田 /甘えんじゃねえよ
作者が自我を垂れ流す漫画は非常に好きなので、良い出会いでした。ジャンルはBL(ボーイズラブ)。
・小田原ドラゴン /チェリーナイツ
連載当初からの痛さが薄まることなく持続されているのが凄い。
・伊図透 /ミツバチのキス
筒井康隆の七瀬シリーズを思わせるストーリー。非モテ女子の孤独に言及した2巻は涙が出ました。
・鳩山郁子 /ダゲレオタイピスト
勝手にJune系最後の砦と思っています。
・アラン・ムーア エディ・キャンベル 柳下 毅一郎 /フロム・ヘル
アメコミの絵は苦手ですが、これはストーリーがベラボーに面白いので、まったく苦になりません。
それどころか中盤からはこの絵じゃないと駄目になる。
・徳弘正也 /ふぐマン
下ネタ&人情コメディ路線が復活してます。
・深巳琳子 /沈夫人の料理店
前作「沈夫人の料理人」からタイトル、時代設定は変われど、
ドSの奥様に命じられてドMな料理人が作るおしおき料理は相変わらず美味しそう。
・こうの史代 /この世界の片隅に
ラブ・ストーリーとして読みました。この人の描く恋愛は、絵に反比例して残酷で、やるせない。
・つばな /第七女子会彷徨
諸星大二郎の「栞と紙魚子」シリーズにSFパウダーをまぶした感じがとても好きです。
・中村珍 /ちんまん
20代前半でこの熱さと古臭さは尋常ではありません。
連載が打ち切られてしまった「羣青」さえ単行本化していれば、この作品以上に話題を巻き起こしたでしょうに。
・三宅乱丈 /ユーレイ窓
ホラー、ギャグ、SF、BLなどバラエティーに富んだ短編集。どの話もおっ!と唸らせてくれますが、
私は「ゴンベさん」がお気に入り。あの“フリフリ”がたまらん。三宅乱丈は短編も秀逸だなあ。
・松本ミーコハウス /恋のまんなか
愛に飢えた子供たちが愛を乞いあう姿をセンシティヴに描いたBLの佳作です。
・諸星大二郎 /西遊妖猿伝 西域編
連載再開が嬉しすぎます。
・三島衛里子 /高校球児ザワさん
女子高生が高校野球をやる苦悩とは・・・!?というドラマ性は一切排除し、普通に部活をする
一人の高校生の日常として綴るという手法に惚れました。
■自己紹介
小江戸川越市に引っ越した無職主婦。
■2009年はどんな年?
のんびり生活最後の年。精神的に遊ばせてくれた夫に感謝します。
過去投稿 2008