おれ的わたし的2009ベスト


■お名前
ケン子






○Memoirs of an imperfect Angel /Mariah Carey
Mariah Careyの新作は、このエレクトロブーム/フィーチャリングブームの中、客演ゼロ、90年代R&Bの流れのサウンドで固めた上に
Mariah Carey自身が持つ華やかさとポップさを携えた彼女にしか出来ないアルバム。
彼女がずっと取り組んで来た、声のバリエーションを生かした楽曲制作が、結実し、マライアの声の美しさが引き立っている。
トレンドだけを追いかけ、使い捨てのようになってるR&B市場で、
 彼女の甘美なメロウさを十二分に引き出したTHE DREAMのプロダクションも素晴らしい。
彼女のキャリアは、決して人がお膳立てしたレールだけを歩いて来たわけではない、と思わせられた。
感動!


○Pineapple /松田聖子
1曲目のイントロからワクワクする、最高の夏のアルバム!
さりげなく寄り添うように愛らしく歌う聖子さんが素晴らしい。
夏の朝の澄んだ空気のように、さわやかな前半から
夕陽を見ながら、愛を誓うラストまで、本当に完璧なアルバム。
リマスターされ、まるで新しいアルバムかのように生まれ変わった
初期の松田聖子さんの最高傑作!


○Windy Shadow /松田聖子
等身大の女性を描いた歌詞が増え、大人っぽい印象。
 また当時最先端だった打ち込みアレンジになったものの、聖子さんの声はアレンジさえ凌駕してしまう。
 矢野顕子が作曲した『そよ風のフェイント』は、ようやくプロポーズしてくれた彼への返事をわざとかわす女の子がかわいらしい。
小春日和(Windy Shadow)という名に相応しいアルバム


○SUPREME /松田聖子
 今までのアルバムで世界中の都市を舞台にした歌を歌ってきた松田聖子さんのファンタジックな部分がよく出ている
『白い夜』
『雨のコニーアイランド』
『チェルシーホテルのコーヒーハウス』が個人的ヒット。
 聖子さんの歌は、世界のいろんな都市が似合う。


○Strawberry Time /松田聖子
小室哲哉・米米CLUB・大江千里など、当時のCBS/SONYを代表するアーティストの提供曲で固めたアルバム。
全編、優しい軽い歌い方をしてるのが、ジャケット写真とマッチしていて好き。
タイトル曲をはじめとして愛をテーマにした歌詞が多く、自分の道を自分で歩いていく自由と孤独を味わってわかる愛が描かれ、
 アグレッシブでも上品な作品にまとまっている。


○ユートピア /松田聖子
 ひとり夕陽を見ながら、「ここにあなたがいれば…」と想う『セイシェルの夕陽』
 夜明けの別れ『マイアミ午前五時』は、乾いたマイアミの雰囲気と、失恋の切なさがあいまって切ない。
松田聖子さんはどんな歌を歌っても聖子さんの色に染められる素晴らしい歌手。
 真昼のプールの帰り道を舞台にした一曲目から、
星空を見上げるラストの曲まで通して聴くと、ドラマティックで感動!


○生きる /由紀さおり
デビュー40周年を迎えた由紀さおりサンが贈るアルバム。
「大人の歌謡曲」をテーマに制作された。
 『しあわせ』は、ずっと由紀さおりサンを支えて来た彼女のお母様を思いながら歌われているよう…
生きることは歌うこと
歌と真剣に向き合う由紀さおりサンの素晴らしさを感じられた。


○ベランダの岸辺 /のっこ
うまくいかないことが多くて、気持ちが沈んだときは、懐かしい景色や思い出に会いたくなる。
 自分のための人生だけど、誰かがいてこその人生だと知ってるから、夕暮れみたいな孤独な日々が訪れるときもあるみたい
 静かに休んだ後は、また広い海に出かけていく・・・そんなエンディングに、いつも感動


○TIME /REBECCA
 レベッカのバンドとして集中した勢いがあり、大好きなアルバム。
 『NEVER TOLD YOU BUT I LOVE YOU』は、好きと言えないまま、想いだけが募る切なくも熱い歌。聴くたび胸が苦しくなる


 
○翼〜武満徹ポップ・ソングス /石川セリ
 武満徹さんがこれまで作曲した歌唱曲を石川セリさんが歌った。
 武満さん本人が作詞した『小さな空』は、幼少期への懐かしさを歌っていて、さりげないが素晴らしい。
 どの曲も素朴な唱歌のようで、優しい気持ちになる。
 木々や草花のように、足を止めて触れたくなるような穏やかさがある。







○DAYDREAM /Mariah Carey
 マライアのポップで女性らしい軽やかな雰囲気と、 本領発揮のダイナミックバラードに彩られ、色褪せない素晴らしいメロディー、アレンジで魅せてくれます。
 彼女のキャリアの中でも一番の出来だと思う「ALWAYS BE MY BABY」はいつ聴いても名曲!
 ブックオフでゴミのように扱われてるアルバムだけど、
 彼女自身の持つポップさと、それをサポートするすばらしいスタッフが作った
 本当のポップアルバムだと思います。


○COMPLETE EDITION /REBECCA
NOKKOの歌詞には、神様さえ憎んでしまうような強気な哀しみがあって
パワフルな歌声で歌われると胸が熱くなる。
「やみくもに生きてるわけじゃない、けど答えが見えない」自由の中の不自由さに惑う『OLIVE』
素直になる勇気を持って…と歌う『Smile』。
「黙り込む君がいつも哀しくて口ずさんでたのに」と 圧倒的な到達力で私たちを包む大名曲。
『フレンズ』
青春は一度きりの季節だと改めて気づかせてくれる。
NOKKO、なめんな!


○TANGO NUESTRO・DANIEL GOMEZ /CLAUDIO MENDEZ
アグレッシブさよりも家庭的な雰囲気で、楽しい。
歌うことや、リズムが、体から湧き上がり、一緒に演奏することの楽しみがアルバムから伝わってくる。





■今年のこの1曲

I LOVE YOU /尾崎豊
「オレなんて」と謙遜したり、「アタシなんてどうせ」と言っても
 ホントは、話を聞いてほしいし、自分のこと気にしてほしい。

なのに、人にどう見られるかばかり気にして、
ホントの自分を隠してる。
空気なんて読めなくていいから、
自分の人生に酔って、
思い切り、歌ってほしい一曲。

ホントに胸にうかぶ人だけ思って歌ってほしい!








■ライブ、イベント等でよかったもの

MAX PRESENTS LIVE CONTACT 2009
NEW EDITION /MAX

MINAが復帰して、8年振りの単独ホールライブ。
大ヒット曲『Give me a shake』で幕開け!
十代から苦楽を共にして来た彼女たちのチームワークは健在でした!





■音楽以外でのベスト10

本当に見所のある女ベスト10

1位・・・優香
グータンヌーボ、王様のブランチなど、レギュラー多数にも関わらず、
やる気が見られず、
「休みの日は息をするのもめんどくさい」、
「え〜!?ホントに簡単な女だね〜」
「この映画見たいとは思うけど、実際見ないかな〜」など
思ったことをすぐ口にしすぎ。


2位・・・岡江久美子
TBSの朝の女王は、朝から露骨に不機嫌な顔や、唐突に笑顔になるなど
全国に向けて、気分のムラを発信。
ロクに口をつけてない料理に対し、「あ〜おいしい、おいしい」と
反復させながら答えるため、感情がこもってるように聞こえない。
かと思えば、はなまるカフェのゲストに対し
「あたしこの人、大好き!・・・・・・・・・・・・明るいから!」と
コメントにならない発言多数。


3位・・・安藤優子
報道界の女帝。
料理が得意というアナウンサーに向かって「あら、生野菜って料理なのね」
夫と手を握って毎晩寝ているという万田久子に向かって「死んでないか確認するため?」など
優子がいれば、そこは常に戦場。
真実を伝えようとする姿勢を忘れない優子に期待。


4位・・・小泉今日子
資生堂のCMと明治のチーズのCMの顔が違い過ぎることで
資生堂の修正能力の高さを
身をもってアピールしてくれたキョンタン。
雑誌に出ても「急に呼ばれた」と言わんばかりの、ゆるみきった顔を披露。
 「ありのまま=だらける」と間違ったメッセージを発信。
誰に求められてるのか、指示層も不明の大迷走。


5位・・・フグ田サザエ
八百屋や魚屋で値切るクセがつき
郵便局で、「切手まとめ買いするから、まけなさいよ!」とすごんでみたりする。
日本の主婦代表。


6位・・・下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)
テレ朝の女帝。
「家にフライパンない」
「オーブンは荷物入れ」
「ケーキ作るより、買ったほうがおいしい」など、外見が女なだけでただの男。
職場では後輩いびりに徹し、「番長」と呼ばれる。


7位・・・マライア・キャリー
「写真は絶対、左から写して!」のマラ姫
バラードを歌うと、顔が崩れるからイヤ!! 私はメロウな曲がすき、と
熱唱系バラードを聴きたいファンの気持ちを完全無視。
しかし、ビルボードチャートでエルビスの持つ記録を塗り替え
すっぴんで出た映画がアカデミー賞候補になるなど、なぜか運がある。


8位・・・天童よしみ
歌謡コンサートに出れば、なぜか美空ひばりさんの歌ばかり、我が物顔で熱唱。
ひばりと名が付けば、なんにでも食いつく、泥棒豚。


9位・・・ロザンナ(ヒデとロザンナ)
ヒデの死後、実はヒデには愛人がいたことが発覚。
ヒデとの思い出を綴った著書で
「彼が生きてたら殺してやりたい!」と執念の告白。


10位・・・・桜組
クリスタルクララ。
双子。
事務所社長は経団連会長。トラック走り過ぎ。






■自己紹介
同性愛者。
傷つくことが多いので、自尊心は、半分くらい家に置いて、いつもでかけています。
愛にあふれています




■2009年はどんなとしでしたか。
続けることの大切さを感じた。
辛くて長くてしんどかった。
大切な人と、本当の笑顔を交し合えた瞬間が何よりも幸せでした。
 
どんなときもFIGHT and BELIEVE
人生は戦場だから












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