おれ的わたし的2008ベスト | ||
■お名前
ケン子
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・MY PURE MELODY / 松田聖子 「全曲作詩作曲・松田聖子」 「私の恋の物語」のクラシック風なアレンジが似合っていた。 内容より、今も新曲を歌い続けてくれることが何より嬉しい。 ・VINTAGE BEST / 斉藤由貴 アイドル歌手でいた間、斉藤由貴さん、そして彼女のスタッフは軸がぶれることなく、斉藤由貴を作り上げてきたことが解る素晴らしい企画。 ・時東ぁみベスト第1巻 / 時東ぁみ 元祖アイドルメガネ。 パフォーマンス力が抜群!イベントで、ファンと曲を作り上げて来たぁみにぃの奮闘記! 「発明美人とパインナッポー!」が大傑作 ・GAME / Perfume iPodで聴いてるみたいな1曲ずつがブツ切りな感じが、今っぽい、と思った。 今までの路線も汲んだセラミックガールがいいな。 ・Fei Fei in the rain / 欧陽菲菲 雨をテーマにした曲を集めたアルバム。 最新曲「雨のニューヨーク」が最高によくて聴きまくった! 湯川れい子×大黒摩季×フィーフィーというエスプレッソより濃そうなメンツで作られた最高傑作! 弱さを隠して強く歩く女性像に共感! ・かなりキャナァーリ / キャナァーリ倶楽部 イベントに行きまくったので否応なしに聴いた! やっぱりアイドルは未完熟に限る!とわかった。 ・BEST FICTION / 安室奈美恵 今聴かなきゃ、もう聴くときは来ないよ!なアルバム。 世間とズレることなく今を作れるのは逆にすごいこと。 ・ガラスの鼓動 / 斉藤由貴 ・シングルスコンプリート / 斉藤由貴 斉藤由貴さんのリマスター。斉藤由貴チームが携わったVINTAGE BESTと違って、雰囲気が悪くなっている気がした。 その音楽に興味ない人が携わったならリマスターも意味ないとわかった。 由貴さんは、女性アーティストとの相性抜群で、世界観も心象風景もひたすら女性的。 『終りの気配』で、あなたに溶けてしまいたい(お互いの領域には介入しないパートナーじゃなく、溶け合い同士になりたい)と歌う由貴さん最高! 孤独! 他にそんなアイドルはいないと改めて感心。 ・平成20年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部 合唱コンクールの全国大会の模様を収めたもの。課題曲はアンジェラ・アキ作。 夏休みの間、ひとつの曲とチームで向き合い、そして勝ち抜いて来たことの記録。 ホントにある意味一番リアルなライブ盤! |
■2008年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽 | |
大好きな松田聖子さんのアルバムはすべてよく聴いた!季節感あふれる聖子の歌は一年中聞ける! YUIがB面ベストを発売したけど、聖子はてめーより24年も早くその企画やってんだよ!と思った。 「Touch me,SEIKO」はA面には地味でなれなかったけど愛らしい曲ばかりが列ぶ! B面ですきな歌 1・ベルベットフラワー(三谷泰弘・作) 2・凍った息(大江千里) 3・レンガの小径(財津和夫) 4・スピードボート(財津和夫) 5・蒼いフォトグラフ(呉田軽穂) その他 ・DAY OF RADIANCE / LARAAJI イーノ名義のアンビエントより好き。無音のときより静かな気持ちになれた。 ・SINGS / CHET BAKER 好きな男の子の部屋にはじめて行ったときのような、ときめきを感じた。 ドルッティコラムのバージョンを先に聴いていた「I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL」が好き ・歌姫 / 中森明菜 幼いころ聴いていた歌だけを歌ったアルバムのためひたすらプライベートな雰囲気が漂っている。 中尾ミエのカバー『片想い』遠い記憶に祈るように歌う中森明菜さんはまさに歌姫。 |
■今年のこの1曲
せんちめんたる・じぇねれ〜しょん / 時東ぁみ
→Youtube
カラオケでいっぱい歌った。みんなと盛り上がった。
人の言葉で傷ついて泣いたけど、やっぱり、人の中で癒されていった。
■ライブ、イベント等々で良かったもの
Perfume ソックス フィックス マックス@SHIBUYA-AX
2008年2月12日、まさにブレイク前夜のライブ。その後、ツアー、武道館とライブはたくさんあったけど、ブレイクまでの総決算的内容の2月のライブが最高だった。
■音楽以外でのベスト10
・センセーション
センセーションのボディクリームは保湿力、香り、パッケージ、素晴らしい!私はブラックチェリーの香り!
・手紙
遠くに住む友達に書くときに、便箋や封筒にこだわるようになった。神楽坂の和紙の便箋は字が上手く書ける。
・神社
なかなか素直になれない私も、近所の神様の前で手をあわせると自然と心が開いた。
形、作法の中に心は宿ることを知った。
・こどものおもちゃ
マンガ。いつまでもアンビバレントなあたしのハートを支えてくれる。
・観月ありさ
年々おばさんになっていくあーチャン。
何でも片手間でこなす嫌な女。でも好き
・神保町
時代に流されない街。坂をのぼって駿台や文化学院の方へ歩くと、街と一緒に歳を重ねてきた建物もあり、嬉しい。取り残されてないのがいい。
・全力坂
テレビをつけると、たまたまやっているのでよく見た。タートルネックを着て走る女は、わかってない!
・瀬戸内寂聴
半生を描いたドラマで彼女を演じた宮沢りえに『もうあたしそのもの!』と言い放って以来夢中。
高校生相手に『好きっていうのは相手の吐息を背中に感じられることなの!』とまさかの説法。
元祖 痴女はすごい!
・泰葉
今までどんなに頑張っても、否定されたり、労いもなかったんだろうと思った。
男って結局わがままだから、「言わなくても気づいてほしい」は通用しないことを痛感。
・キャンディ
飴が大好きで、キャンディ充実なスーパーに通った。スイスやドイツのシュガーフリーキャンディのクオリティに感激。
キャンディはシュガーフリーでも、人生においては余分なものばかり必要としてしまう!
■自己紹介
同性愛者。
スタイリッシュに生きていきたいのに好きになるのは泥臭いものばかり。
年増のくせに優しくない女がきらい。
■2008年はどんな年?
私たちって、終わりのあるものに囲まれて暮らしてるんだ、とはかなく思った。
生きがいとか夢とか果てしないものより、身近な人やことも大切にしなきゃ、と思いながら、
なかなかうまくできなかった。
とは言いつつも、自分が主人公になれる「おとぎばなし」を探してみたり。見つからなかったり。
気まぐれな神様に憤慨したり、な一年だった。