おれ的わたし的2007ベスト




■お名前
とし

おかまいなしの日記  http://d.hatena.ne.jp/sabio/







■2007年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10

1. 原田依幸 /HOMURA
2. DON CHERRY /LIVE AT CAFE MONTMARTRE 1966
3. JOHN COLTRANE /LIVE IN '60, '61 & '65 (DVD)
4. GIULIA VALLE GROUP /DANZA IMPREVISTA
5. GAETANO PARTIPILO /THE RIGHT PLACE
6. 林栄一 /BIRDS AND BEES
7. CHARLES MINGUS /CORNELL 1964
8. CHRIS POTTER /FOLLOW THE RED LINE
9. PAUL BLEY , ARCHIE SHEPP , BILL DIXON , CECIL TAYLOR /イマジン・ザ・サウンド 60年代フリー・ジャズのパイオニアたち(DVD)
10. 石田幹雄 /張碓




ジャズ、とりわけ非常に濃い、男臭さがプンプン漂う新旧10枚となった。
もしこれからジャズに入ろうという方であれば、まず2. 3. 7. 9. で、60年代ジャズの尋常ならざる熱気に触れていただければと思う
(9. は正確には80年代の映像ですが)。
しかしそれらが凄すぎるからと言って、そこで「ああ昔のジャズはよかったなあ・・」と終わってしまうわけがないということは、
その志を受け継ぐ日本のベテラン2人の大傑作1. 6. 、
さらに、これからのジャズを背負う各国の気鋭たちの記録4. 5. 8. 10. を聴けばはっきりしている。

何気なく耳に入ってきて「ああいい感じだな」っていう音楽の良さももちろん分からないこともない。
しかしあえてそういったものに背を向けて、一人一人の聴き手が思いっきり肩肘張って、テンパッて、
不器用にでも耳と体と全身を傾けて音楽を聴くということが、いま非常に求められていると思う。
“CDが売れない”“音楽業界は終わっていく”、そう嘆いたり、あるいは“構造”とやらをいかにもマーケティング的に語る以前に、
まず自分の心にちゃんと問いかけてみるべきだ。「自分は本当に真剣に音楽を聴いているのか?」、と。
自分がジャズを聴き続けるのは、ジャズがそんな愚直な思いに対して、真摯に誠実に応えてくれる音楽だからだ。

この10枚を選びながら、そんな大げさなことを考えたりしました。











■自己紹介
東京都八王子市在住。33歳男。










としさん、ありがとうございます。
挙げてもらったタイトル、1枚も触れてません。とても興味深い。(つか林さん出てたのか...) そして、コメント。聴きたくなりました。ええ、聴きたいですとも。この企画大変だけど、やって良かったなぁ。
また仕事場お伺いします(´ー`)




表紙へ

inserted by FC2 system