おれ的わたし的2006ベスト


お名前: コウタロウ 
■2006年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10
1. Johnny Cash /A Hundred Highways
2. Lemonheads /Lemonheads
3. Dr. John /Mercernary
4. Charley Horse /Unholy Roller
5. Pearl Jam /Pearl Jam
6. Devics /Push The Heart
7. Ronnie Spector /Last Of The Rock Stars
8. Frank Black /Fast Man, Raider Man
9. Opm /California Poppy
10. Red Hot Chili Peppers /Stadium Arcadium


1. Johnny Cash/A Hundred Highways
NINの「Hurt」をカバーしてから全作買っていたのだが、ついに今年他界してしまった。追悼。 真にハード・コアを体現した男の最後のアルバム。プロデュースは勿論リック・ルービン。魂から絞り出した震える声を聴くと日常の眼前全てが虚構に見えてしまう。本物ってモノはいつでもヤバイ?

2. Lemonheads/Lemonheads
待ってたよ〜Evan。ソロ・アルバムも良かったけどタイトルはやる気ゼロだったでしょ。 クスリやらドタキャンやら最後はグダグダだったみたいだけど、Lemonheads名義で復活。生粋のハード・コア野郎のBill Stevensonなんかとツルんで大丈夫なのか?しかしやっぱり老けた。昔はカッコ良かったのに…。

3. Dr. John/Mercernary
サイケでニュー・オリンズな頃のアルバムよりもマジでイイです。人生の辛辣を舐め尽くしたオヤジが「ミュージシャン」である以外の人生は無いと悟ったかのようなアルバム。南部訛りは誇りだよと言わんばかりの激渋さ。

4. Charley Horse/Unholy Roller
Crampsがホント大好きでした。今でも時々聴きます。メンバー参加との紹介で買ってしまいました。内容はヤバし。 例のB級ホラー映画的叙情は当然ながら、サンプリングまで有りとかなりの聴き応え。

5. Pearl Jam/Pearl Jam
気合いの1枚とはまさにコレ。若いバンドにはエネルギーでやはり負けていると自覚しているのだろう。 しかしPearl Jamは進まなければいけないという決意が滲み出ている。コイツらは絶対に解散なんてしないという信頼がファンとの間にはある。マジでリスペクト。

6. Devics/Push The Heart
このアルバムはマジでイイ。LA出身と関係があるかはわからないが、涼しげなサウンドに時間を忘れてしまいます。 明日を考えたくない日曜日の昼間に聴いちゃいます。

7. Ronnie Spector/Last Of The Rock Stars
元旦那(Phil Spector)が人を殺したからのこのタイトル?でもこのアルバムは相当イイです。キースもゲスト参加。 ちなみにオールディズ好きの人ならわかると思うんですけどロネッツのメンバーです。

8. Frank Black/Fast Man, Raider Man
元ピクシーズ。前作にRy cooderやGram Parsonsが取り上げていた「Dark End Of The Street」を収録していたので惚れた。ホントにこの人は懐の深い音楽背景があるコトを確認。ただ今作の2枚組はやり過ぎ。ただイイ曲はいっぱいあります。

9. Opm/California Poppy
前作が良過ぎた。オレ的に期待のバンドだったのに…。前作同様にイエローマン参加はやっぱりうれしいけどね。

10. Red Hot Chili Peppers/Stadium Arcadium
やはりオレ的にこのアルバムを入れない訳にはいかない。でも正直なトコあんまり聴かなかった。 でもバンドの状態は良さそうで新曲がバンバン出来ちゃう感じがする。






■2006年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽
今年はイヤホンで音楽を聴く機会を意図的に(?)減らしたので、スピーカー(カー・ステ含む)から大音量で流す音楽が必然的に多くなりました。しかも昔聴きまくって音が細胞まで染み込んだアルバムばっか。1位のGenesisだけは寝る前のインナー・トラベルに欠かせないアルバムです。

1. Genesis/Lambs Lies Down On Broadway
 こんな素晴らしい音楽があるなんて。毎日聴いては感動。完全に手放せない。

2. The Cult/Sonic Temple
Billy Duffyがとにかくカッコよ過ぎた。当時ギブソンのカスタムは当然買えなかったけど、黒いエレキを買いました。

3. Anthrax/N.F.E
ミニ・アルバムだけどお気に入り。ピストルズのカバーを自分達のアホ仲間について歌詞を替えた「Friggin’in The Riggin」は爆笑。

4. House Of Pain/House Of Pain
当時どこの古着屋に行っても「Jump Around」が流れてたような。Everlastは今でもアコギ弾いて活動。リスペクト。

5. Fugazi/13 songs
初来日を見に行ったのが自慢。でも正直あんまりカッコ良くなかった。まだ日本では有名じゃなかったのでカリスマのオーラがなかった。
でも、それこそがアメリカでは身近なヒーローだったのだと今では理解できる。

6. Jane’s Addiction/Live And Rare
企画盤ながら侮れない。10曲入り。ライブやデモなどマニアには必携。恐るべきはDoors~Germs~Xのライブメドレー。彼らのベスト・トラック間違いなし。

7. Public Enemy/Fear Of A Black Planet
前作よりこっち。理由は初めて聴いたPublic Enemyだから。今でも彼らをヒップ・ホップなんて思ったことはないです。ロックだと思っています。夜中にパトカーのサイレンが鳴るとPublic Enemyを思い出すのは、このアルバムを聴きすぎたせいかも。

8. Hanoi Rocks/Up Around The Bend(Super Best)
ガテン系、B系がタイプと言う女子高生にマイケル・モンローの写真を見せたらどうなるか?キモいの一言で終わりそう…。チープなロックの魅力は永遠です。このアルバムには「11th Street Kidz」のライブ・バージョン収録。

9. Soundgarden/Badmotorfinger
今だに彼ら以上に怪しげなオーラを醸し出すバンドは現れていない。解散したことを知ったのは何年も経ってからだった。残念。チャームポイントはカバー曲がイマイチなコト。シングルではジミヘン・Fear・サバス・ビートルズなんかもカバーしてるけどウケるくらいイマイチ。

10. Danzig/Lucifuge
現代最高のボーカリストでカルト・ヒーロー…だと思ってたのに、弟がオモチャ博覧会(日本にて)ダンジグに遭遇。チビで黒いズボンとタンクトップを着ていて、喜々としてフィギアを物色してたらしい。なんでサイン貰わなかったのと聞いたら「オレは別に好きじゃないし、キモいから。」だって。さすがカルト・ヒーロー。一般人を寄せ付けない。









■あなたの「今年のこの1曲」
Desmond Dekker/Israelites
毎朝聴く「朝用ベスト」の1曲目だから「今年もこの1曲」。






■ライブ、イベント等々で良かったもの
自身の事ではないのですが、知人がマドンナのドーム・コンサートに行きました。残念なコトに「口パク」だったらしいです。
Best Hit USA世代なのでマドンナには特別な思い入れがあったのに…。






■音楽以外でのベスト10
音楽的なコトでは8トラックで作ったデモ・テープが、あるレコード会社に認められ面接に行ってきました。中身はパクリだらけだったので丁寧にお断りさせて頂きました。
でも実はかなり奇跡的な出来事だったと実感。

2. ガンダム思想・風魔の小次郎(車田正美著)・煙草・忍者文化・成人映画など童貞だったオレに悪影響を与えた従兄弟が出産そして結婚。
結婚までの順番が違うのは高校中退・ニートの先駆けだから。34歳まで無職でした。

3. トルコへ旅行。ただ残念なコトに周辺諸国にも行かず、ヨーロッパ側のイスタンブールと近海の島々のみ観光。食事はまずまずながら文化(人種)の異質さに驚き。
サズ(シャズ?)という弦楽器を買ってくるがチューニングすらわからない。ネットで探しても見つからない。誰か教えて下さい。

4. 今年も昼夜逆転・カロリー過剰摂取・喫煙・音響音楽への逃避など数々の悪習癖と手が切れず。残念。

5. 親友2人の対照的な年末に大爆笑。1人は長期同棲後、10月に入籍。年末は新居に引越し。もう1人は長期同棲中に彼女の浮気が発覚。
年末は部屋を引き払って実家に戻るみたいです。しかし奴とは小学校の帰宅路からツルんでるんだから長い付き合いだなぁ〜。

6. 仲良しの友達が29歳にて念願の公務員試験に合格。9月から10ヶ月の訓練生活を余儀なくされる。将来は警察官みたいです。
元某大学のラグビー部で西部警察とスクール・ウォーズのマニア。ヤツには天職のような気がする。

7. ワールド・カップ、甲子園など今年はスポーツ当たり年。ハイライトは32歳のオッサンが言いたくないけど浅田真央で決まり。
ただただ滑ってる姿が美しい。翳りなき天才のオーラが眩しすぎる。どこまで自分に自覚的なのか知りたいけど…。

8. 実家が空き巣被害。盗むモノなんてないから実被害はゼロ。防犯対策強化の予定もないので、特に誰も気にしていない模様。
バアちゃんなんか「昔は他人が家に入るなんていつもよ。」って違う気がする…。江戸っ子ではないけど下町に住んでたからでしょうか。あっボケてはいないですよ。

9. 3月にまとまったお金が入ったので、ギターでも買おうかと御茶ノ水の楽器街を徘徊。そこでヴィンテージのメロトロンを発見。現金をチラつかせて試し弾き。
一発目に弾いた和音がドミソだったので店員も初心者だと怪しむ。しかしメロトロンは不思議な響きがやはりした。60年代後半のミュージシャンがこの楽器に入れ込んだ光景が目に浮かんだ。

10. 年末はギャンブル浸り。オーラスで8ピン4枚切れの壁に9ピン切ったら、親の仮テンに振り込み逆転負け。そこから運気ダウン。
ピンの店だと金銭的にキツいから、点5の店に入ったら起家でいきなり親倍のツモ。うれしいやら悲しいやら。さらに海物語でも20箱を2日連続。
トータルプラスの収支を有馬記念に全て投資。ディープは外してやる。









■自己紹介
32歳で独身。
特殊職訓練養成学校に在籍。





■2006年はどんな年?
一言で終わります。「停滞」






コウタロウさんは、俺へのはじめてのメールで、滅茶苦茶ディープな音楽についての質問を10ヶくらいしてくれたんですね。「政治的な姿勢で音楽活動を始めたミュージシャンが活動する際に有利に働い たポイント、そして活動を続けていく上で不都合に働いたポイントをそれぞれにどんなモ ノがあるか」とか。すごいな、ぜひ年間ベスト書いてほしいなあと思ってました。期待どおり。滅茶苦茶面白いです。  
ギャンブルの件。本当にディープ外しでいっちゃったんでしょうかね(´ー`)残念

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