おれ的わたし的2006ベスト


お名前: aku   みしりごし

■2006年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10
sakana / sunday clothes
青山陽一 / deadlines
popo / kibito
工藤礼子 / 人
バートン・クレーン作品集
v.a. / just a northern song



さかな。まず、タイトルが訳せません。"sunday clothes"。手に負えません。届きません。届きませんが、レコードを鳴らしたとたん、さかなの音楽にいやおうなく囚われて、どこかへ連れ去られてしまうわけです。ここは、どこなのか。ポコペンさんのフットステップに、音楽ならぬなにものかの近づきを感受してしまうこの耳は、実のところ、いったいなにを聞いているのでしょう。ま、とやかくいわいでも、心を軽くする音楽です。

いちばん回数をおおく聞いたのは、青山陽一さんだったです。アーシーなのにすこし宙に浮いたかんじ。都市生活者のブルースを自転車に乗せて走ったら、こんなふうになるのかな。ならんか。

popoは、大原裕さんの音楽を聞かなきゃなーと、急かして困ります。もはや音盤しか残されていないわけなのですが、そのうちになんとかしたいものです。

『人』については、長文になってしまうので、はしょります。楽器音以外の音群、車の通過音、虫の声、水の音等々が、記憶の底をひっくり返して、頭の中の風景を書き換えようと目論むのです。

買うか止すか(金額面を理由に)1年悩んで、結局手に入れたオフノート6枚組"just a northern song"。オクノ盤以外は、未聴なのですけれどもエントリします。オクノ盤こと「てのひらのなかのうた」では、オクノさんの唯一無二のピッキングが、これでもかという具合に堪能できます。他の5枚とともに、2007年を揺さぶってくれることでしょう。












■ライブ、イベント等々で良かったもの
2.12  ONJO at 同志社大
5.12  水谷修 at 京都会館 (a.k.a. 夜回り先生)
5.25  五反田団第32回公演『ふたりいる景色 改訂版』at 京都芸術センター
6.23  BS (k)eros at 法然院 (モリアオガエル w/sonar, 大友良英, 山本精一)
8.11  ふちがみとふなと at ガケ書房 (w/久住昌之 and GOCCI, 山本善行vs岡崎武志)
8.13  さかな at 磔磔 (w/JB)
9.17  ふちがみとふなと at ヘンナニジイロ祭 (w/ett)
10.4  オクノ修 at まほろば (w/須藤もん)
10.18 ふちがみとふなとスペシャル at アバンギルド
10.22 p-hour07 at 西部講堂
11.1  瓜生山ヘル at 京都造形大 (w/渚にて)
11.4  オクノ修 at ZANPANO (w/ウエッコ)
11.26 popo at ZANPANO (w/ett)
12.5  オクノ修 at まほろば (w/寺川努、夢見がち)
12.24 ふちがみとふなと at わからん屋


オクノさんとふちがみとふなとは、もう、みれるだけみとこうと。

9月17日、ふちがみとふなととの対バンではじめて耳にした、ettに、魅せられました。もってかれました。
11月のpopoとの対バンで、もう一度聞くことができたのですが、そのときにもまだ、もってかれたままでした。たぶん今もです。

6月23日の法然院での演奏中、大友さんのすぐ真後ろに、タヌキらしき小動物がちかよってきたのですが、あれは現実だったのでしょうか。

10月18日、登敬三さんと芳垣安洋さんと船戸さんをバックに唄う渕上純子さんは、白熊になったり、ロッキンだったり、おひさまになったりで、圧倒されました。
ぶっちぎりのシャントゥーズ・レアリスト。









■音楽以外でのベスト10
鈴木志保 『END&』 WAVE出版
足立正生 『塀の中の千夜一夜』 愛育社
ヴァルター・ベンヤミン 『蔵書の荷解きをする』 リヴァージュ文庫[isbn: 2743607017]
薄葉重 『虫こぶハンドブック』 文一総合出版
『日本小説を読む 日本小説を読む会会報抄録』
鈴木博文 『ひとりでは、誰も愛せない』 創現社出版
多田道太郎 『おひるね歳時記』 筑摩書房
細馬宏通 『絵はがきの時代』 青土社
快楽亭ブラック 『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』 洋泉社
デレク・ジャーマン 『smiling in slow motion』 ヴィンテージ
生田武志 『「野宿者襲撃」論』 人文書院
『月の輪書林古書目録13  特集「李奉昌不敬事件」予審訊問調書』


  







■自己紹介
社会人5年目の33歳。植物をながめて暮らしています。








■2006年はどんな年?
ふちがみとふなとを、(石井さんの文章に触発されて聞いたバートン・クレーン経由で)知った年。
鈴木志保さんに、サインとイラストをいただいた年。
携帯電話Nokia6680に機種変してみたら、MP3プレイヤーだということが発覚した年。
12月だというのになめくじが現れる棟割長屋に、引越しをした年。









akuさんどうも!いつぞや「ほかし合い」で頂いた本は、半分くらいほかして、あとは大事に読みました(´ー`) そう、さかな!新譜良かったですよねえ。挙げるの忘れてたあ。大変好ましい洒脱っぷり。なにげなく唯一無二。ほれぼれしました。 Just a Northern Songは購入悩んでいたのですが、そうですかオクノ盤いいですか!買わねば。つうかオクノさんが悪かったことなど一度もなかったのだった。 ご本については、持っていないどころか知りすらしないものばかり、かつ強烈に面白そう... しっかりメモっておいて、どこかふと出会えたら、ソロリと手に入れてみます。 

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